2ヶ月程前の釣行についての記事です。
普段は西の遠州サーフで釣りをしている私ですが、今回は中部の静岡サーフで釣りをしてきました。
静岡サーフといえば、静岡を代表する釣具メーカー「ジャクソン」のお膝元のサーフということで、Jacksonの井熊プロ含め色々な面々と釣りをしてきました。
海況
河口の流れ込みが絡んだエリアで、少し濁りも入っていました。
河口周辺ということで、急深サーフである静岡サーフでも石や砂が堆積し、なだらかに沖へ深くなっているようでした。
流れ込み正面はより浅めで流れも強く、また、流れ込みの右サイドは岸が沖へ少し突き出るような形で、その影響か流れの変化が発生し沖にはよく潮目が発生していました。
そして、手前からブレイクが並んで形成されているようでした。
近況としては、ベイトが入り込んでいるようで連日魚が釣れているとのことでした。
魚にいっぱい出会えた2日間
タックル
タックルはいつもの。
【ロッド 】SHIMANO EXSENCE ∞ S1000M/RF
【リール 】SHIMANO 18STELLA 4000XG
【ライン 】VARIVAS Avani Jigging 10×10 Max Power PE X8 #0.8 300m
【リーダー】VARIVAS Seabass Shock Leader Nylon 16LB.
【補足】
PE+リーダー ⇒ SCノット
リーダー+LURE SNAP STRONG #0 ⇒ イモムシノット
祭りのような1日目
朝まずめ
暗い内から入り、釣りを始めます。
そこから釣り仲間の怒涛のヒットが始まりました。
遠州サーフの怪人こと、Pmanさんの70オーバーシーバスのヒットを皮切りに、六畳一間の狼SUUさんがヒラメ連発!最後には残念ながらバレてしまいましたがPmanさんにでかいヒラメがヒットしていました。
ここで私は釣れませんでしたが、マルスズキ1匹とヒラメ2匹をタグ&リリースさせていただきました。
※ちなみに後日、なんとこの時の標識ヒラメが同じ場所で再捕されました!
(それについては別の記事で紹介します。)
夕まずめ
朝まずめに釣れなかった私は夕まずめも同じサーフへ入ることへ…
そこでもスゴイ光景を目にしてしまいました。
オオニベ、ブリ、マゴチとスゴイ釣果が続きました。
静岡サーフってこんなに釣れるっけ?というくらいの釣果でしたが、私には魚からの反応なく…これでは終われないということで、2日目に続きます。
祭りの後の2日目
祭りのような1日目でしたが、2日目も期待して釣行に臨みました。
明るくなるに釣れて、ざわざわとベイトの群れが入ってきました。
これは期待できそうと思いつつ、ミノーを投げ続けますが私を含め釣り仲間全員に反応がなく…
太陽も地平線から上がりきったくらいに、ジャクソンの井熊プロがフリークセットでニベをヒット!
「フィネスヘッド(プロト)+ボーンベイト新色」でヒラメ!!
それを見てミノーは止めて、ワームに変更することに…
その時選択したのは、前日に井熊プロから頂いた開発中のジグヘッド・フィネスヘッド(プロト)と、新色のボーンベイトでした(2022年3月発売予定らしい)。
上と下にアシストアイが搭載されており、zシステムにも対応しているとのことです。このジグヘッドワームの組み合わせで魚を狙ってみます。
1投目、姿勢良く綺麗に飛んでくれます。
着水・着底からの巻きの感じも確認していきます。
また、併せてトゥイッチやリフト、ジャークなどの使用感も確認しつつ、その周辺の地形も確認していきます。
先ほど書いたように、他の静岡サーフと比べ沖までなだらかに深くなっているような地形ですが、手前や沖20mくらいの所にルアーを取られそうなかけ上がりがありました。
アクションについて、
いつも遠州サーフでは巻きの釣りを展開することが多い私ですが、今回ばかりは少しロッドワークを多用しました。
というのもベイトの種類や量も多いこのフィールドでより目立つようにという考えに加え、ヒイラギが入っていることが前日に入っていることもわかっていたので、ヒイラギベイトが細かく小さく逃げ惑うようなイメージでトゥイッチ操作を入れてみました。
そして4投目…
糸フケを取り着底後、「巻き+不規則トゥイッチ+テンションフォール」のような感じでアクションを入れていきました。
巻き数的に「そろそろ、かけ上がりくらいかな」と思ってリトリーブからのトゥイッチ1回目、
そして2回目でグッと重くなりました。
「あ、やばい、かけ上がりにいったか」とロッドをあおった瞬間、生命感!
すぐに追いフッキング!
↓その時のヒットシーン(1/5倍速)
かけ上がりと思ったバイトへの1回目・2回目のあおりからの3回目のフッキングでした。
これだけワームを離さず喰いついていたのか、最初にしっかり掛かってくれたのか不明ですが、興味深いヒットで、ワームのパワーやフックシステムの良さを感じるような映像でした!
そしてフッキング後、流れも効いていて波足も長い場所のため、慎重にファイト…
上がってきたのは…ヒラメ!!
1日目の釣行は興奮の連続でしたが、2日目も最高の魚に出会えることができました!
バイト時かけ上がりと勘違いからの時間を置いての本フッキングでしたが、ガッツリ掛かっていました。
先ほどの説明のように、かけ上がり周辺で巻きながらのトゥイッチに喰いついてくれたようです。
↓キャストからヒット、ランディングまでの動画
タグ&リリース+再捕記念プレゼント
このヒラメについても、タグ&リリースのために標識を装着しました。そして、話の流れの中でなんとこのヒラメを再捕していただいた方には、ジャクソンから「サーフトライブSLS-9062L+」を記念品として贈呈していただけることになりました!
井熊プロありがとうございます!
タグ&リリースや独自の再捕記念品の受取条件などについては、下の記事をお読みください。
ちなみに先述したように別の記事で紹介しますが、六畳一間の狼のSUUさんが釣り上げて、タグ&リリースしたヒラメが約1ヶ月後になんと再捕されました!
ヒラメの再捕確率は約4%、他の魚種より高い傾向にあります、がっ…!
まさかこんなに早く再捕されたのは非常に驚きです(再捕された方にはリコルドDeto90が贈呈されます)。
このヒラメも、もしかしたら2022年中には再捕されるかもしれません。
もし、この標識ヒラメを釣り上げたら、再捕連絡のご協力よろしくお願いいたします。
YouTube動画
1日目
2日目
使用したルアーについて
今回の釣行でヒットしたルアーは、ジャクソンから2022年3月発売予定のジグヘッド「フィネスヘッド(プロト)」と「ボーンベイト新色(プロト)」になります。
井熊亮プロと釣行するにあたり使わせていただけることになりましたが、使用してすぐに結果を出してくれました。
フィネスヘッド(プロト)
ジグヘッドについてですが、今回使用したジグヘッドの重量は10gくらいでしょうか。
まず、キャストした時の印象ですが非常によく飛んでくれました。
それはヘッドの形状による効果なのかワームとのバランスが良いのかわかりませんが、飛行姿勢を崩すことなく綺麗な弧を描くように海面に着水していきました。
ジグヘッドの中には(装着するワーム形状やサイズにもよりますが)飛行中回転してしまったりして姿勢を崩してしまうものもありますが、このフィネスヘッド+ボーンベイト3.5インチではバランスが良く、気持ち良く投げることができました。
そして、リトリーブ中の引き抵抗。
これも形状による効果か、一般的なバレットタイプよりも巻きの抵抗感が非常に良く、海中での存在や動きもしっかり感じることができました。
ジャクソンの別のジグヘッドワーム「フリークセット」がありますが、(私の感覚とタックルセッティングでは)それよりも少し抵抗感があるような感じです。
これくらいの巻き抵抗感だとより水中での存在を認知しやすく、レンジのキープもしやすそうです。好みの巻き抵抗感でした。
潮の流れや水深などにより、これらジグヘッドワームを使い分けることで丁寧に攻め分けることもできそうです。
適度な抵抗感のおかげでルアーの存在を感じながらトゥイッチやリフトの操作もしやすくバランスの良い操作性でした。今回のヒットも巻きながらのトゥイッチ中に喰いついてきてくれました。
この操作感についてフリークセットと比べると、フリークセットは絶妙な浮遊感が大きな武器ですが、(タックルや海況によるが)ロッドワークで飛ばしすぎてしまったり、ルアーの認知が弱く感じるなど難しく感じる場合があると思います。
そのため、もう少しジグヘッドの存在をしっかり感じ、ロッド操作を自信を持って行いたい場合はこのジグヘッドを使用してみるのがおすすめです。
そして、このジグヘッドは上下にアシストアイが付いており、下のアイでは通常の下向きアシストフック、上のアイでは上向きのアシストフック(Zシステム)へと切り替えを好みにできます。
状況に併せてアシストフックの位置を自由に切り替えることができるのは嬉しい所です。
一つの重さのジグヘッド(プロト品)のみ使用で、まだまだ使い込んでいないのでフィネスヘッドについてはここまでの紹介に留めます。
発売が3月とのことで非常に楽しみにしております。
ボーンベイトの新色(プロト)
次に、ボーンベイトの新色ですが、これもまた楽しみです。
特に今回使用したワームカラー。
クリアオーロラ系カラーですが、この系統のカラーは私にとって欠かすことができないカラーの一つです。
以前紹介した記事にもありますが、これまで70近いヒラメ2匹を始め数々のヒラメを捕らせてくれた悪魔的に釣れるカラーです。
今回も2日目の周りが釣れていない渋い状況からヒラメを一匹捻り出してくれました。
詳しくは、記事を読んでいただければと思いますが、クリアオーロラ系カラーというのはベイトの一つになるシラスやハクといった小型ベイトを模していたり、そもそも光のあたり方でギラりと光を反射し集魚効果やバイト誘発に非常に効果的なカラーだと個人的に思っています。
そのため、こちらのボーンベイトの新色の発売も非常に楽しみにしてます。
まとめ
今回は滅多に行かない静岡サーフでの釣行でした。
しかし、その時の状況はかなりよく、多様な魚種と出会えた素晴らしい2日間でした。
1日目の朝まずめの連発劇、そして座布団ヒラメとの邂逅…夕方のオオニベ・ブリ…
そして、2日目の釣行。
1日目に魚が釣れなかった私ですが、井熊プロから頂いたプロトのジグヘッドワームを使用して、数投目でヒラメのヒットはとても興奮しました。
このジグヘッドとワーム新色の発売は2022年3月、春ヒラメシーズン前を予定しているとのことで、非常に楽しみにしております。
この記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。