遠州サーフの春ヒラメシーズンがようやく開幕したということで、引き続きサーフに釣行してきましたが…なんと単日でヒラメを三枚釣り上げることができました!
遠州サーフだと一日一枚でれば万々歳のヒラメですが…それを三匹は出来過ぎました。
釣行した場所もベイトが溜まっており状況が良かったのですが、後述するようにルアーをシビアに通すことで釣れた気がするので、詳細を記事にします。
地形と海況
入ったサーフは流れ込みが絡んだエリアだったのですが、釣行日の何日か前にまとまった雨が降ったため濁りも入り、水量も増えていました。
その影響か流れ込みの前が深く掘られ、かなり強い流れが発生していました。
春ヒラメ三枚キャッチ!!!
フローティングミノーで一匹目!
朝日が出る前、流れ込みの左側に立つと明らかに水深がある場所だったので最初に選択したのはこのルアー、サイレントアサシン120F(フラッシュブースト)。
最大深度100cmで強い流れの中でもしっかり泳いでくれる個人的に信頼度抜群のフローティングミノーです。この流れ込みからの沖への強い流れの向きは左斜めだったので、最後は手前にルアーがくるように正面ではなく右側へルアーを投げました。そして、着水後すぐに深く潜らせ、ゆっくりと最後まで巻いてくることを繰り返すこと数投後…手前のかけ上がりでヒット!あがってきたのはヒラメ!日が昇る前に幸先よく一匹釣り上げることができました!
次に投げたルアーは…
数投でヒラメを釣り上げることができましたが、その後あたりがなく…
しかし、日が昇り明るくなると正面10mくらいところで10cmくらいのベイトが跳ねているのが確認できました。それまでサイレントアサシン120Fを始めとしたよく潜るルアーを投げ続けていましたが、魚からの反応が得られませんでした。これはおそらくこの場所が流れが強く、想像以上に水深があり濁りもあったことからヒラメに認識されていないからと考えました。そこで上からでなくしっかりボトムをとって下から攻めていくことにしました。
使用したのは、自作アシストフック付の14gの静ヘッド+エコギアBALT3.5inch
ヒットアクション
早速ジグヘッドワームを投げていきます。
基本的にこのルアーの使い方は、「着底後ただ巻き+テンションフォールで底取り」という方法です。しかし、斜めに強い流れのある場所なのでテンションフォールで底取りしようとするとラインごとルアーが横に流されていってしまい、狙い通りの場所にルアーを着底させることができません…そこでいつもフォール時はテンションフォールでルアーを落としていましたが、フリーフォールで一気に落とすことに…
具体的には、
①ロッドをゆっくり60度くらいに立てる。
②そのままゆっくりリールを巻く。
③フォールさせる所で、ロッドを一気に下げてラインスラッグを作る(フリーフォール)。
こうすることで、フリーフォールであればテンションフォールと比べて水流の影響を受け辛く、真下へ「ストンッ」とルアーが落ちるので狙い通りの場所へ落とせました。
春ヒラメ二匹目・三匹目ヒット!!
この方法でベイトが確認できるところでワームを落としたら、フォールからの着底の瞬間に「ガツンッ」といいバイトが!!すぐにフッキングすると、結構な引きッ…!
ファイトの末、あがってきたのは…ヒラメ!54cm!!この攻め方にして数投くらいでヒットしたので、狙い通りの嬉しい一匹でした。
そして、この後も同様にルアーを通していくと、さらにその日3枚目のヒラメもキャッチできました!
捕食ベイト
ちなみに、3匹の内1匹(54cm)を持ち帰ったのですが捕食ベイトを確認。サーフで跳ねていたベイトがコノシロぽかったのでコノシロが入っていると思いましたが、今回もハクが入っていました。
使用ルアー
SHIMANO サイレントアサシン120F(フラッシュブースト)
全長 | 120mm |
---|---|
重量 | 19g |
レンジ | 30~100cm |
アクション | 低速:タイトローリング 中・高速:ワイドウォブンロール |
指定フックサイズ | #4×2 |
水中映像を見るとワイドなウォブンロールですが、低速だとコンパクトでしっかりとしたロールアクション、カラーの明滅が際立ちます。
飛距離もさすがのサイレントアサシン。フローティングミノーではトップクラスの飛距離です。そして、129Fよりもロングなリップ形状により水噛みが非常に良く、うねりでも即潜航し引き抵抗も心地良いです。
ECOGEAR バルト 3.5inch
以下の記事で紹介。
まとめ
前回のヒラメ同様、水が流れ込む場所でベイトが確認でき、ヒラメを3枚キャッチすることができました。しかし、この場所は流れ込む水量が多く、強い流れが発生していた影響でいつものワームの使い方では上手くルアーをフォールさせることができませんでした。
しかし、フリーフォールを使ってストンッと落とし込むことで、狙い通りの場所にルアーをしっかり落とし、ヒラメからの反応を得ることができました。
また、今回捕食していたベイトは前回と同じハクでしたが、それ以外のベイト(コノシロ?)も確認することができ、遠州サーフが少しずつ活気づいてきたのではないかと思います。今後も引き続き釣行していきます。
この記事は以上になります。
ご精読ありがとうございました。
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