サーフ装備 PR

【秋冬のサーフ装備】寒いサーフも釣りを楽しむ!おすすめの服装・装備【2021年度秋冬】【防寒対策】

【秋冬のサーフ装備】寒いサーフも釣りを楽しむ!おすすめの服装・装備【2021年度秋冬】【防寒対策】
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この時期になると気温もグッと下がり、なかなか海へ足を運ぶのが億劫になってくるのではないでしょうか。
特に、サーフといった外洋に面する釣りでは、風の影響でより寒さを感じるためこのシーズンはお休みという方もいるかもしれません。

しかし、防寒対策をしっかり行えば極寒のサーフでも継続して釣りを楽しむことができます(この時期も頑張れば良い魚にも出会えるかもしれません)。

この記事では、秋・冬のサーフでの防寒対策の考え方や、私が実際に使用している服装・装備について紹介したいと思います(ちなみに、今年はワークマンの製品を多用しています)。

秋・冬のサーフのスタイルについて

以前、夏のサーフ装備について紹介しました。

【夏のサーフ装備】快適な釣りスタイル!おすすめの服装・装備【2021年夏】【保存版】
【夏のサーフ装備】快適な釣りスタイル!おすすめの服装・装備【2021年夏】【保存版】【2021年夏】真夏のサーフをいかに快適に釣行するか? そのために行き着いた服装や装備・アイテム、加えて釣行後のおすすめアイテムも紹介します【保存版】...

この記事内では、サーフシューズを履き足元を濡らしながら釣りをするというウェットウェーディングというスタイルを紹介しました。
寒くなるこの時期では当然、ウェーダーを履いて衣服や体が濡れないように釣りするという一般的なサーフの釣りのスタイルになります。

冬のサーフの釣りではもちろん『防寒』が最も重要になるのですが、ただ暖かければよいというわけではありません。
必要以上に着込み過ぎて『機動性』『キャスト』『ロッド操作』を損なわないことも重要です。
また、暑くなり過ぎて汗をかき過ぎ、その汗が冷えることで汗冷えしないことも大切です。
ただ、限度を超えて暖かくし過ぎても快適な釣行を阻害することになるので、適度な防寒対策が重要だと思います。

防寒する上で重要なこと

  • 『機動性の確保』
  • 『キャストのしやすさ』
  • 『ロッド操作のしやすさ』
  • 『汗をかかない・かき過ぎない』

【部位別】おすすめ 服装・装備

上半身(トップス)

防寒対策としての基本は重ね着になるのですが、上半身は3種の服を着分けることが大切になります。
それは内側から「インナー」「ミドラー」「アウター」になります。

「インナー」は最も内側に位置する肌に触れる服になります。
インナーの役割としては暖かいことはもちろん、汗などの湿気を吸収し、生地の外へ水分を放出してドライな状態を保つことが求められます。★★

「ミドラー」は暖かい空気の層で体を包むことで、衣服内の温度を上げる役割を持ちます。発熱するインナーなどを着ても、その熱を逃さないようにミドラーを着用することで温度を保つことができます。★★

「アウター」は最も外側に位置し、衣服内へ風や雨、波飛沫の侵入を防ぐ役割を持ちます。厳冬期や風雨の中の釣りでは、高い防風性や防水性が求められます。★★

インナー

冬の時期のインナーとしては、例えばユニクロのヒートテックなどが有名ですが、今は色々なメーカーで高機能なインナーが販売されています。

今年私が使用しているインナーは『ワークマン』で購入しました。

近年話題のワークマンですが、これまで利用したことがなく実は今年初めて行きました。
結果、機能性はもちろん、幅広い商品展開やデザイン・カラーの多様さ、そして低価格ということもあり非常に気に入りました。
インナー以外でもいくつかの製品を購入し、使用しています。

そして、今回購入したインナーはこちら。
ワークマンオリジナルブランド・HEAT ASSISTのムーブアクティブキルトです。

MOVE ACTIVE QUILT(ムーブアクティブキルト)長袖ミドルネック
created by Rinker

縫い目がない加工が施されており外気を通しにくく、裏起毛かつ背中の部分が中綿を挟んだ三層構造でより暖かいです。
また、素材はストレッチ素材でピッタリと体に密着し動きをサポートしてくれます。
冬は重ね着することが不可欠ですが、インナーがストレッチ素材で適度なフィット感があることで動きやすいです。

私はこの上にさらに適当な長袖Tシャツを着用しています。

ミドラー

衣服内の暖かさを保つ役割を持つミドラーですが、ここのパートが厚手だと上半身が窮屈になってしまい、機動性やキャストのしやすさ、ロッドの操作性を邪魔してしまいます。
そのため、できるだけ薄手で軽く、空気の層を持つ衣服を選択します。

これについては、ユニクロのウルトラライトダウンジャケットの3Dカットモデルを購入しました。

ユニクロ ウルトラライトダウンジャケット(3Dカット)
created by Rinker

驚くほど軽く、着膨れしない薄さ、日常でアウターとしても使えるほど暖かいです。

去年もウルトラライトダウンジャケットを使用していたのですが、今年の新しいモデルは肩周りが立体的になり腕が動かしやすい3Dカットにアップグレードされています。
全体の中間に位置していても、機動性やキャストを阻害せず、そして何より暖かいという素晴らしいミドラーです。

アウター

最も外側に位置し雨や風を防ぐアウターになります。
前記した機能がしっかり果たされていれば、あとは個人の好みのメーカーやデザインを選択すれば良いと思います。

ただ、釣り関係のメーカーの製品でも、ただ防寒性のみを考えるだけで、大事な「機動性」「キャスト・ロッド操作のしやすさ」を考えておらず、雪だるまみたいになってしまい動きづらいものもあるので、ちゃんと試着して確認はしたほうが良いと思います。

参考までに、現在私は以下の2点を使い分けています。

風が強く特に寒い日はこちらを着用してます(実際使用しているのはこれの前のモデルです)。

シマノのDSエクスプローラーウォームジャケットです。
防寒防水透湿性(ドライシールド)はもちろん、釣具メーカーらしく、釣り人のための機能が搭載されています。
腕のアクションがしやすい立体裁断、袖口はストレッチ性のある二重袖口、裾はゴムで調節可能、帽子のつばまで覆うフードなどなど…です。

2着目についてはワークマンで購入したもので、1着目のシマノの防寒ジャケットでは天候によっては熱くなりすぎる時もあるので、適度な防寒レベルのジャケットを今年から導入しました。
それはワークマンのオリジナルブランド「AEGIS(イージス)」のレインジャケットです。

イージスシリーズはワークマンのシリーズの一つで、ウィンタースポーツやマリンスポーツ向けの防水性能はもちろん防寒性能も十分なウェアを展開しています。

画像引用:ワークマン

様々なデザインやカラーを出しており、選択肢が多く、そして低価格というブランドです。
気に入ったウェアが見つかるかもしれません。おすすめです。

下半身(ボトムス)

ボトムスですが、色々な防寒の方法があると考えます。
それはウェーダーに種類があるためです。

ウェーダーは素材で大別すると2種類あり、それは『ナイロン』と『クロロプレン』です。

画像引用:左・シマノ 右・マズメ

クロロプレン(ネオプレン)ウェーダーは、空気も水も通さずその性質から保温性が高く、寒い時期のためのウェーダーになります。
そのため「クロロプレンウェーダー+薄手のインナー」という組み合わせで、動きやすく暖かく快適に冬のサーフを楽しめると思います。

ただ、私は冬の時期のためだけのウェーダーを買うのをケチって、いつも使用しているナイロンウェーダーで済ませてしまっています。

ナイロンウェーダーにはクロロプレンほど保温性はないのでその中はしっかり防寒対策をしてサーフに臨んでいます(「ナイロンウェーダー+防寒対策ボトムス」)。

以下は私が行なっているナイロンウェーダー向けの防寒対策になります。

インナー

こちらもワークマンで購入したインナーになります。ワークマンのオリジナルプランド「Find-Out」のウォームレギンスになります。
保温性はもちろん、伸縮性もあり身体の動きを邪魔しません。
裏起毛や発熱素材など3種類ありますが、その内2種類試してみました。
特徴は以下のような感じです。

○裏ピーチ起毛タイプ
裏側はピーチ起毛(生地を起毛し桃の表面の手触りのようにする加工が施された生地)、前開きタイプで、幅広なウエストゴムになっています。

○発熱素材タイプ
生地は吸湿発熱素材で保温性が高く、裏ピーチ起毛タイプと異なりウエストは紐で調節できます。

どちらも暖かいので、好みの特徴のものを。

アウター

冬のサーフでは、日常で履くようなチノパンやジーンズでは非常に寒くなってしまいます。
そのため、この時期は下記のような防寒防水パンツを使用しています。

シマノ (shimano) RB-04PS カーキ Lサイズ DSエクスプローラーウォームパンツ

シマノのDSエクスプローラーウォームパンツです。
表地は防風・防水透湿性で、裏地は蓄熱性でとても暖かいです。
これを着てる着てないでは雲泥の差なので、必ずこの時期は着用しています。
私と同じようにクロロプレンタイプでなくナイロンウェーダーで冬のサーフに臨むのならば、必須のボトムスになると思います。

また、これはシマノですが、他のメーカーやワークマンでも防寒防水パンツは販売しているので好みなものを探すと良いと思いますが、後述する理由で裾をマジックテープ(面ファスナー)を調節できるものがおすすめです。

ソックス

身体の末端である足先は冷えやすいので、通常の靴下の上に履くための防寒ソックスをワークマンで購入し使用しています。

SKILL(スキル) インナーソックス 先丸タイプ 1足
created by Rinker

画像引用:ワークマン

保温性・防風性に優れており、こちらも着てる着てないの差が大きくでます。
透湿性もあるので、多少は蒸れづらいです。
海水に浸かることもあるサーフフィッシングには、プラスアルファで持っているよい製品です。

この防寒ソックスで防寒パンツの裾を包むように履いてます。
次で説明するのですが、こうしておけばウェーダーが履きやすいです。

ウェーダー

実は最近、使用していたナイロンウェーダーがついに浸水してしまったので、新しく購入することになりました。
ただ、「ナイロンウェーダー+防寒対策ボトムス」という防寒方法を取るのであれば、ウェーダーの購入には注意が必要になります。
それは防寒をしっかりする以上、多少ボトムスは着膨れしてしまうので、ゆったりとして靴口もあるようななウェーダーでないと適切に着用することができません。

例えばですが、次のウェーダー、

このマズメのウェーダーなのですが、ウェーディングしても水の抵抗が少なく、見た目のかっこよさ、動きやすさのためにスリムデザインになっています。

スリムデザインということで容量が小さく、私が行なっている防寒対策ボトムスではパンパンにきつくとても釣りは無理です。加えて、靴口も小さいので防寒パンツの裾は中に入りません。

防寒対策をした状態で着用して、地面に膝をつけても余裕があり、防寒パンツの裾がちゃんと入るウェーダーを選ばなければいけません。
※ネットのレビューのみで購入する人もいるかもしれませんが、ウェーダーに関しては大失敗する可能性があるので必ず試着した方が良いです。

色々試着した結果、次のウェーダーを購入しました。

シマノ DS3ウェーダー(チェストハイ・ラジアルソール) LL ブラック FF-024U

シマノのDS3ウェーダー(チェストハイ・ラジアルソール) になります。
防寒対策したボトムスでも中に余裕があり、靴に足をスムーズに入れられます。ちなみに、この前に使用していたのもシマノのウェーダーでその上のグレードのウェーダーになります。防水透湿機能はそのままに生地が薄くなり、非常に軽くなっています。

頭部

「帽子+偏光グラス」

日差しから目を守るためにも、帽子と偏光グラスを着用するべきです。

zeal VERO 2nd F-1326 【ジール ヴェロセカンド】

※また、冬の時期は乾燥し風が強い日も多く、砂が舞い上がる日も多いです。飛散する砂から目を保護する意味でも偏光グラスはあった方が良いと思います。

「ネックウォーマーなど」

風がある日は肌に当たる冷気で顔回りや耳が冷やされ、釣行に支障が出るのでネックウォーマーを着用しています。

最後の重要な装備品としては、防寒グローブになります。
冬には非常に重要な装備品になります。
本当に寒い冬のサーフで素手の状態で釣行し、指が冷え切ってしまうと釣りどころではありません。指は寒さで痛く、集中して釣行継続は難しいです。やる気も損なわれてしまいます。

色々な防寒グローブが各メーカーから販売されていますが、素材や形状、厚さ、デザインも様々です。

その内の形状ですが、主に3種類あり、
「3本指カットタイプ」「5本指カットタイプ」「5本指タイプ」
です。

画像引用:シマノ

私はこの中では5本指タイプ(カットなし)が断然おすすめです。
本当に寒い日は少しでも指先が外気に曝されていると、末端が痛いくらい冷えてしまい、釣りもできなくなってしまいます。やる気もなくなります

そのため、素材がどうあれ外気に触れないようにするのが大事だと考えます。
今現在使用している防寒グローブはこちら。

シマノ(SHIMANO) GL-095Q パールフィット フルカバーグローブ L タングステン 69987

防寒グローブは外気から手を守るのが最重要ですが、ロッド操作やハンドルノブを握っている時・ルアー交換をする時などに(グローブが厚く過ぎるなどが原因で)その行動に支障を与えないことが大切です。(※また、防寒グローブに関しては改めて記事で紹介したいと思います。)

自分が求める究極な防寒グローブではないですが、現時点ではサーフの釣りで使用しています。

【秋・冬のサーフ釣行中】おすすめ アイテム

いつかの記事で紹介した保冷ボトルですが、もちろん保温ボトルとしての効果もあり、寒さが厳しい冬のサーフ、特に寒いナイトサーフではよく持って行っています。

【保冷ボトル】灼熱のサーフでキンキンに冷えた水を飲むっ・・・!【夏サーフ釣り】
【保冷ボトル】灼熱のサーフでキンキンに冷えた水を飲むっ・・・!【夏サーフ釣り】夏のサーフ釣行でキンキンに冷えた水を飲みたいということで、保冷ボトル・モンベル『アルパインサーモボトル』を昨年購入してみました。実際に使用し、暑さ対策として保冷ボトルを装備することは効果的だと思い今回の記事を書きました。...

冬のサーフではコンビニで買った暖かい飲み物も外気ですぐに冷えてしまいます。
冷えた飲み物を飲むことで、身体も冷えてしまうし、それによって腹を壊す場合もあります。
しかし、保温ボトルであれば暖かい飲み物を飲むことでき、身体の中から温まり寒いサーフでも釣りを継続して行うことができます。

まとめ

秋と冬のサーフ、特に冬のサーフでは防寒対策をしっかりしないと、寒さで釣行は困難です。しかし、寒い冬ならではの良い魚もサーフに通い続ければ出会えるかもしれません。
また、個人的には空気が澄んだ冬のサーフの雰囲気は好きです。

1月はより寒さが厳しくなると思いますが、しっかりと防寒対策を行い冬のサーフの釣りを楽しんでいきたいと思います。

この記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
※この記事では私が行なっている防寒対策を紹介しましたが、個人の感覚や体質、または地域によっては必ずしも合わない場合があるのでその点にはご留意ください。