釣行日記 PR

遠州サーフでショアレッド!70オーバーの真鯛(マダイ)!!

遠州サーフでショアレッド!70オーバーの真鯛(マダイ)!!
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

少し前のことなのですが、サーフでショアレッドが釣れました!
管理人も数年前までサーフでマダイが釣れるとは想像もしていませんでしたが、昨年にヒラメ狙いで釣行していたら、たまたま60cmくらいのマダイがヒット!
青い海から赤い美しい魚体が出てきたのは今でも忘れられません。
それ以来またマダイを釣りたいなと思っていましたが今回釣ることができました!

ショアレッドとは

知らない方もいるので説明しておきますが、おかっぱり(サーフや磯など)で釣れるマダイのことをショアレッドというそうです。
船だと比較的釣りやすい魚種ですがサーフから釣るとなるとかなり難しく、極々稀に接岸するタイミングに入り、それを掛け、釣り上げるには運も必要になります。
他の地域はわかりませんが、遠州サーフを通い倒している友人でも年に1~2匹出るか出ないかという魚です。管理人の仲間内ではショアレッド一匹でヒラメ数十匹分と冗談に言っているほど釣りたい魚種の一つです。

当時の海況

その当時は相変わらず魚からの反応は薄い遠州サーフ。しかし地形が良い場所にベイトが付いており、なんとかヒラメなどの魚が出る状況でした。

ただ、そのような中管理人ではないのですが釣り仲間が釣りました!
その日は前日ヒラメが出た場所に釣り仲間と行きましたが、不発…
仕事のため管理人はその場を後にし、釣り仲間は引き続き釣行…
その後、仕事に行った私に釣行を続けている仲間から写真が送られてきました。
その写真には巨大なマダイの姿がっ…!しかももう一人の仲間も釣っており、同じ場所において短時間で2匹のショアレッドが出たというのです。その時の様子がYouTubeに残っています。↓

別のサーフに釣行したところ大量のイワシベイトの群れを発見。そこでヒットしたそうです。

実はマダイが接岸する条件として、一定のベイト量が挙げられます。
マダイは沖にある根などについており、サップフィッシングの方から話を聞くと少し岸から離れると結構マダイは釣れるそうです。
沖に住むマダイですが、岸にある程度のベイトが寄るとそれを捕食しにわざわざやってきます。
そのため、この状況はショアレッドが釣れる絶好のチャンスということで、仕事後急いでその場所へ!目に見えるおびただしいベイトの群れ…しかし、すでに離岸してしまったのかマダイからの反応は得ることはできませんでした….

遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!イワシの群れ
遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!ルアーに引っかかるカタクチイワシ

ショアレッド降臨

寝坊、そして突然の連絡

その日は突然来ました。
ショアレッドチャンスを逃した2~3週間後でしょうか。その日は朝まずめから遠州サーフに釣行する予定でしたが、なんと寝坊…
中潮の満潮7:30、日の出が6:30だったので1時間前の5:30には釣り開始のつもりでしたが、起きたのはその時間…もう今日はいいかと二度寝を開始しようとしたその時でした。釣り仲間から画像が送られてきました。それがコレです。

遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!送りつけられた真鯛の画像

画像にはデカくなりすぎて頭部が禍々しく育った70オーバーのショアレッドが…
すぐに、現場に向かいました

70オーバーマダイ!!

釣り仲間がいる釣り場に到着したのは6:30。ちょうど日が昇り初めているところでした。
その場所はいつもより水深があり、所々波紋を確認。明らかにベイトの生命感で溢れていました。
その時のタックルセッティングは以下です。

【ロッド 】SHIMANO EXSENCE ∞ S1000M/RF
【リール 】SHIMANO 17TWINPOWER XD 4000XG
【ライン 】VARIVAS Avani Jigging 10×10 Max Power PE X8 #0.8 300m
【リーダー】VARIVAS Seabass Shock Leader Nylon 16LB.
【ルアー 】BlueBlue SCARNASH120F
【フック 】カルティバSTX-45ZN #4

【補足】
PE+リーダー ⇒ SCノット
リーダー+LURE SNAP STRONG #0 ⇒ イモムシノット

ここで選択したのは最近はまっているこのルアー。
BlueBlueのスカーナッシュ120F。カラーはエスカルドで、ネットで手に入れたばかりのおろしたて。

遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!これを流れの確認も込めてとりあえず一投…そして別の方向へ二投目…
そして三投目、着水後すぐにルアーを潜らせ一定のレンジ(イメージでは80cmくらい)をゆっくりと巻いてくると、ホントにわずかな「コツン」というバイトがっ…!
これにフッキングをすると、根掛かりかと思うほどの重量感。ロッドは一定角度で立て、リールを巻き続けますが、その場で動かない…!しかし水の中でゴン!ゴン!ゴン!というマダイ特有の三段引きを感じます。またいずれインプレを書きたいですが、ニューロッドのしなやかな曲がりと、力強い反発力により、マダイの強力な引きが吸収され、横に暴れることなく一定の膠着状態を保っていました。
約3~4分程でしょうか、少しずつ魚が近づいてきます。そして、赤い魚体を確認。
かなり大きいショアレッド。そして砂浜にずり上げ、尾の付け根を持ちキャッチ成功しました!!遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!サイズは全長72cm、重量4.4kg(ボガグリップ計測9.75lb.)でした。
遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!また、ルアーは硬い口内ではなく、上唇と下唇にトレブルフックが刺さった最高の掛かり方!フックを見ると少しだけ曲がっていました。

遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!

BlueBlue スカーナッシュ120F

ブルーブルー スカーナッシュ 120F (ソルトルアー)
created by Rinker

全長120mm
重量18g
レンジ30~90cm
アクションロール強めのウォブンロール
指定フックサイズ#3×2

色々なリップレスミノーがありますが、BlueBlueらしい特徴的なルアー。
への字に湾曲しファットなボディ。サスケ120烈波に比べ、力強いロールアクションでアピール力は非常に強いです。ボディやリップの形状の関係か、巻き感も非常にいいです。個人的にはサスケ120烈波やサイレントアサシン129Fよりもわかりやすい気がします。そして、飛距離も良く広範囲をサーチできます。
また、120mmサイズでは珍しい2フックタイプで大型フック搭載可能、フックサイズの変更でシンキング~サスペンド~フローティングの浮力調整も可能とのこと。
ちなみに管理人は、魚の口に入りやすいようフックサイズは#4に下げて使用しています。

寝坊からの三投目で70オーバーのマダイを引き出してくれたスカ―ナッシュ。本当に素晴らしいルアーです!ベイトが多い状況などでフィッシュイーターからのバイトをもらう釣獲力が強いルアーだと思います。

ショアレッドの釣り方

一定のベイト量

沖の根に住むマダイが岸までわざわざ寄ってくるためには、一定のベイト量が必要になります。そのため、ヒラメ同様、ベイトが溜まる地形の把握や情報収集が必要だと思います。
また、今回短い期間の内で1日に2匹ものマダイの釣果が2回もありました。マダイは単体ではなく複数でベイトに付くことも十分あるので、近くで釣れた人がいればチャンスかもしれませんし、釣れた日の後の数日は釣れる確率も高いかもしれません。
(ちなみに、その月には確認できただけでも、他に4匹のマダイの釣果を確認しています。今年はかなりマダイが接岸しているらしく、そういう意味でも確率は低いですが挑戦する価値はあると思います。)
遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!

レンジキープ

マダイに限った話ではありませんが、特に鯛系の魚はヒットレンジをキープして泳がせることが大事だと考えています。サーフでチヌのサイトフィッシングをやっていると、ミノーの後ろをチヌが何十mと追いかけてきます。しかし、途中で下手に姿勢を崩したりすると、途端に見切られてしまいます。ショアレッドに関しても、魚に違和感なく泳がせ続けることで、貴重なバイトをもらうことができると考えています。
遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!

しかし、このパターンとは異なるヒットも今までにありました。それはまた下の記事の中で紹介しています。

【マゴチ爆釣メソッド!?】サーフ・ボトムワインド釣法のススメ【ヒラメ・マゴチおすすめワーム③】
【マゴチ爆釣メソッド!?】サーフ・ボトムワインド釣法のススメ【ヒラメ・マゴチおすすめワーム③】昨年6月のことですが、私はある動画がきっかけで遠浅サーフでは珍しい釣法を1ヶ月間ひたすら続けました。その結果、地元静岡の遠州サーフにおいて、ほぼボウズなしでマゴチ(+ヒラメ、青物、真鯛(マダイ))を釣り上げることができました。 今回、マゴチシーズンを前にサーフで行うボトムワインド釣法についてこの記事で紹介したいと思います。...

フッキング

マダイの口(歯や口腔)は非常に硬く、噛む力が半端ありません。指など入れたら大変なことになります。そのため、フッキング後のフックの位置によっては、潰されバラシの原因にもなります。タイラバにおいて、大鯛狙いの場合は大きいサイズのフックではなく小さいサイズにすることで、口内でなく唇に掛かるようにするのが定石だそうです。
これは個人的な考えですが、サーフでも同様に小さめのサイズのフックであれば口内でなく唇に掛かる可能性が上がるかもしれません。
遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!

遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!去年2匹目のマダイを掛けましたが、ミドルフックがぐしゃぐしゃに曲げられバラシました…

正直言って最後はコレに着きると思います。
サーフの魚種の中で狙って釣るのが最も困難な魚、マダイ…
極稀に接岸するタイミングに入り、それを掛け、針を曲げず釣り上げる…
しかし、釣れた時の喜びは言葉にできないほど大きいものです。
青い海であの赤い魚体が泳ぐ姿は本当に美しく、そしてあまり知られていませんが真鯛の美しさはあの赤だけではありません。ヒレなど部分的に青色を帯びており、それが言葉に言い表せない程綺麗です。

遠州サーフでショアレッド!70オーバーのマダイ!!レッド&ブルー

まとめ

今回、サーフで年に一匹釣れるかどうかの魚・マダイを釣ることができました。
マダイを掛けたルアーや、凄まじいポテンシャルを持った遠州サーフはもちろんのこと、連絡してくれた釣り仲間に多大な感謝をいたします。

今回の記事は以上になります。
ご精読ありがとうございました。