少し前に釣れたヒラメについての記事になります。
今年の春シーズン、あるジグを使用しレンジをシビアに攻めることで春ヒラメヒットさせることができましたが(「春ヒラメシーズン開幕!!ベイトは〇〇【2021遠州サーフ】」)、今回も同じルアーで、周りがなかなか魚が出ない中でヒラメを引き出すことに成功しました。
地形と海況
釣行日は晴れで太陽が昇ると汗をかくほど気温が上がるような気候。
海の状況ですが、波はそこそこ高く岸から20~30mの範囲で濁りが入っているような海況でした。
釣り仲間とランガンをしていくと、流れ込みと海岸線沿いに特徴的な地形変化が絡んだエリアがありました。その地形としては左側は少し突き出たようになっており、右側には流れ込みがありました。
ヒラメきた!
希望のバイトが…
ミノーとワームを中心に色々なルアーを投げ抜きますが、なかなか魚からの反応が得られません。しかし、大分日が高くなったタイミングで、同行者の内2人がヒラメらしきバイトをもらいます。
そして、一人がワームでイチモチをヒット。そのイチモチですが、お腹がなにかのベイトでパンパンでした。
前回のことを思い出し、あのジグを投げると…
イチモチのお腹がベイトでパンパンで、流れ込み周辺で、かつ濁りが入っているということでベイトはハクだと予想を立てました。
そこで以前の記事
と同様、投げるのはこのルアー、DUOのフリッパーZ24。
素材が亜鉛で、通常のフリッパーよりスローにリトリーブできます。また、カラーは、ピーチグローというカラーで、濁る海中でも割とシルエットがはっきり出るカラーだと思います。
しかし、仕事の時間が迫っておりラスト二投で釣行を終了することに…
ラスト二投
前回フリッパーZ24でヒットしたときは、今回同様で濁りがありベイトはハク。
濁りがあるため海中でのルアーの視認性が悪いため、できるだけ魚の近くにルアーを通すことを意識していました。
一投目は前回と同様に、底から20cmくらいを泳ぐようなイメージで5m巻き+底取り(巻きを止め着底)を繰り返します。底取りまでの時間は0.5秒くらいでした。
これで反応がないので、
二投目(ラストの一投)は、さらにレンジを底から10cm圏内を泳ぐようなイメージで巻きました。よりスローに5m巻き、底取りをします。底取りのまでの時間は0.25秒くらい。
泳いでいる最中は、時折底を擦るような感じがあり、ジグが泳ぐか泳がないかギリギリだったと思います。そして、岸からおそらく50mくらい?のところでグッと重みが…ッ!
とりあえずフッキングしますが、この日は海藻などのゴミも多く一瞬魚かどうか迷いましたが、微かに「グングンッ」と叩いたので魚だと確信。
上がってきたのは…ヒラメでした!
遠浅サーフだとその名の通り水深が浅く、着水~着底までのカウントが2~3秒(1カウント1秒として)くらいとかになります。
私は今回のように底をシビアに攻めるときは、底取りの時間(巻きを止めてから着底までの時間)を、1カウント(♩)について8分(♫)や16分(♬♬)音符的にカウントして、大体で細かく攻めています。
例)ラ・タ・タ・タ・ラ・タ・タ・タ(16分音符的(♬♬)、ラのとこで1秒拍頭) ➡ ラ・タ(タで着底すれば0.25秒のような感じ)
ホントなんとなくだし、そこまでやって釣果を左右するかはわからない自己満足レベルの話ですが…
使用ルアー(Flipper Z24)について
全長 | 68mm |
---|---|
重量 | 24g |
レンジ | Free |
アクション | ワイドローリングバタバタアクション? |
指定フックサイズ | フロント#7・リア#6 |
DUOビーチウォーカーシリーズの第4弾のメタルジグ。
後方重心でよく飛び、アイが下側についているためボトムからの立ち上がりがよいルアー。
特に、このZが付くタイプは素材が亜鉛のため、ノーマルタイプと比べ比重が小さく更に立ち上がりよくなりスローリトリーブ可能。
ちなみにフックはより泳ぎがよくなることと、口に入り込みやすいようにフロント・リアともに#8でやってます。
巻くだけで大きくアクションするタイプのジグですが、その動きが何と言うのか左右にバッタンバッタン?って感じです。
実釣動画
フリッパーZ24の実釣動画
まとめ
その時の地形や海況、また一緒に釣行した仲間からの情報を元に、今回もフリッパーZ24でシビアな状況からヒラメを何とかだすことができました。また、ただ釣るだけでなくちょっとしたドラマがあって嬉しい一枚でした。
この記事は以上になります。
ご精読ありがとうございました。