BogaGripというフィッシュグリップをご存知でしょうか。
米国のEastabogaTackle社のフィッシュグリップなのですが、抜群の耐久性を誇り世界中のアングラーから使用されています。
そのフィッシュグリップを1年ほど使用したので、この記事で紹介したいと思います。
フィッシュグリップを選ぶ要点
別の記事でオーシャングリップのインプレをしました。
そちらでも記載しましたが、私がサーフの釣りで使うフィッシュグリップの要点は以下になります。
- 魚の口との距離確保
- 軽量・携帯性
- グリップ力
- 魚の口に入れやすい
- 錆びない(錆びづらい)
- 砂ガミしづらい★
次項ではこの要点をもとに紹介したいと思います。
エスタボガタックル社『ボガグリップ15lb』
概要
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初めてボガグリップ持った時持った印象はゴツいということです。
しっかりとした重量感、ステンレス製のボディ、開閉すると「カチッ」となる金属音…
よくボガグリップを模倣したフィッシュグリップもありますが、やはり本物は違います。
フィッシュグリップは魚を掴む機能を持つツールですが、測定機能もついています。
ボガグリップは正確な計測が可能なので、IGFA(世界ゲームフィッシュ協会)やJGFA(日本ゲームフィッシュ協会)の記録申請も可能です。
その計測機能範囲からボガグリップは以下のように4種類のサイズが展開されています。
型番 | 重量 | 長さ | 計測範囲 |
15lb | 9オンス(約255g) | 9インチ(約228mm) | 〜約6.80kg |
30lb | 1ポンド(約454g) | 10.75インチ(約273mm) | 〜約13.61kg |
30lb special | 1ポンド(約454g) | 10.75インチ(約273mm) | 〜約13.61kg |
60lb | 1.5ポンド(約680g) | 15インチ(約381mm) | 〜約27.22kg |
※数値はofficial HPより
私が購入したのは一番小さい『15lb』サイズを選択。
サーフで使用するのならサイズや、一般的に釣れるサーフの魚のサイズ的にはベストでしょう。
それでも実際購入価格は1万6000円します。
釣具屋で購入できるフィッシュグリップとしたは高価格の部類ですが、世界的に使用されるボガグリップを持っているという所有欲を満たしてくれます。
魚と口との距離◯
測ってみるとグリップ先から持ち手まで約13cmでした。
持ち手を少しずらせば、14cmを超えるロングミノーでも安全に持つことはできそうです。
軽量・携帯性×
ボガグリップの重量は軽量とは言えないでしょう。日本のフィッシュグリップは軽量なものが多いですが、それと比べるととても重いです。
また、携帯性においても薄いタイプのフィッシュグリップに比べれば、がっしりしておりホルダーも限られます(私はホームセンターで売っている大工道具を入れる職人用のホルダーを流用して使用しています)。
ただ、重い=頑強な作りのため、ラフに使っても壊れることはおそらくなく、一生物の道具になるとは思います。
グリップ力◯
一度閉まれば強力なパワーで閉まるため簡単に開くことはありません。
座布団ヒラメ、ランカーシーバスでも問題ありません。
また、持ち手部分が回転するので、魚が暴れても緩衝してくれるので、魚にも釣り人にも安全です。
魚の口にいれやすい△
以前紹介したオーシャングリップはグリップ部分がロングで細いのでどのような魚の口も入れやすいですが、それらと比べるとグリップの長さが以外に小さいです。
そのため小さいヒラメなどは少し入れにくいという印象です。それ以上のサイズには問題ないと思います。
ただ、70オーバーの真鯛などは口内の幅が大きいので閉まりきらず掴みにくいという印象です。
錆びない(錆びづらい)◎
金属部分はオールステンレスのため、ほぼ錆が発生しません。
海水が濡れた後に放置しても錆びた所は確認できません。
一年以上使用していますが錆びることがないため、開閉もいつまでスムーズです。
砂ガミしづらい○
そして一番重量な所。
サーフでは砂があるので、フィッシュグリップに砂が噛んで使用できなくなっては意味をなしません。
前回と同様、砂に埋めて海水で洗って砂ガミのしづらさを確認しました。
①の実験、砂にフィッシュグリップを埋めます。
続けて②の実験、海水でフィッシュグリップを洗います。
砂が舞う海水の中で洗うと、元通りのフィッシュグリップに戻りました。
ということで、流石ボガグリップ。
砂ガミも問題ありませんでした。
重量やグリップの大きさに不満な点はありますが、サーフで使用するには問題ないフィッシュグリップです。
現在、計測もしたいので私がサーフで装備しているのがこのフィッシュグリップになります。
まとめ
世界のアングラーに愛されるボガグリップについてのインプレ記事でした。
高価なフィッシュグリップですが、壊れることなくサーフや磯、オフショア問わず一生使えるアイテムだと思います。
この記事は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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