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【インプレ】超軽量・デザイン良しのフィッシュグリップ!オーシャンマーク『OG2100Newbie』【なんだけれども…】

【インプレ】超軽量・デザイン良しのフィッシュグリップ!オーシャンマーク『OG2100Newbie』【なんだけれども...】
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魚釣りで必要な装備の一つとしてフィッシュグリップがあります。

私はこれまでいくつかのフィッシュグリップを使用してきましたが、
その内の一つがスタジオオーシャンマーク『オーシャングリップ2100Newbie』となります。

画像引用:スタジオオーシャンマーク

こちらのフィッシュグリップを1年近くは使用してきました。
今回はそのインプレ記事となります。

フィッシュグリップについて

概要

釣り上げた魚を確実に獲るためには、ネットやギャフなどの道具を使用する、あるいは直接手(ハンドランディング)を使う場合もあります。

その魚をキャッチするアイテムの一つである『フィッシュグリップ』は、その名の通り魚をグリップする(つかむ)道具になります。
各社様々な形状や機能を持ったフィッシュグリップを展開していますが、基本は魚の口を支点として魚をつかむことができます。
ぬめりのある体表の魚をもつためのフィッシュホルダーという道具もありますが小型魚向けであり、中型以上の魚は口を固定した方が制御しやすいためフィッシュグリップを使用するのが一般的です。

なぜフィッシュグリップが必要なのか

手の保護

前述したように、魚のキャッチにはハンドランディングという方法もありブラックバスやシーバスなどスズキ目などの魚では行われます。

しかし、サーフフィッシングで釣れる代表的な魚、例えばヒラメやオオニベなどは歯が鋭く、マダイやクロダイなどは噛む力が強いです。
そのためアングラーの手を保護するためにもフィッシュグリップを必ず使います。
(シーバスやマゴチなども鋭い歯はありませんが、口内がザラザラしていて指が擦れたりするので基本的にはフィッシュグリップの使用するのが良いとは思います)

また、魚の口に着いたルアーのフックも危険です。
例えば、40cmくらいのヒラメ、約1kgくらの魚体が一瞬暴れて手に針が触れたら刺さってしまいます。
フィッシュグリップを用いれば、魚の口およびルアーの針から離れて魚を保持することができます。

魚の保護

フィッシュグリップの使用は、アングラーの保護だけではなく魚の保護の意味合いもあります。
というのも、人間の体温は魚類にとっては高温であり、ボディに直接触れるのは深刻なダメージを与える可能性があります。
リリース前提であれば、魚にダメージに与えないようにフィッシュグリップを使うべきでしょう。

※ただし、フィッシュグリップも誤った使い方をすれば、逆に魚に逆にダメージを与えることがあるので、釣り人もそれを意識して使用するべきでしょう。
※例えば、2kg超えるような魚をフィッシュグリップでぶら下げると、魚自身の重荷で口周辺の関節にダメージが入る可能性があります。リリース前提であればフィッシュグリップだけで吊り上げることはせず、濡らしたもう片方の手で尾を持って支えるなどするといいでしょう。
※この魚の扱いについてよくSNSでよく燃えてます。中途半端に書くと勘違いする方も出るのでまた私なりの考えを記事で書きたいと思っています。

フィッシュグリップの要点

釣具屋へ行けばいろんなフィッシュグリップがありますが、前項も踏まえて私が重要視するのは以下の要素、

  1. 魚の口との距離確保
  2. 軽量・携帯性
  3. グリップ力
  4. 魚の口に入れやすい
  5. 錆びない(錆びづらい)
  6. 砂ガミしづらい★

一番最後に示した条件が、個人的にサーフ釣りにおいて最も重要だと考えています。
それは「砂ガミがしづらい」こと。
私のメインサーフは遠浅サーフといった細かい砂のフィールドなのですが、フィッシュグリップが砂ガミし開閉できなくなると使えず話になりません。
そのため、砂ガミしづらさは重要視しています。

私のフィッシュグリップの装備

フィッシュグリップは以下の写真のように装備しています。
2つのポケットを持つホルダーにプライヤー、そしてフィッシュグリップを入れています。また、脱落防止のためにマグネットをつけています。

フィッシュグリップにスパイラルコードでベストにつける方法もありますが、魚を釣った後コードリールがラインと絡まったりする可能性があります。
そのため、マグネットで対応しています。その方が色々と魚の扱いがしやすいです。

オーシャンマーク『OG2100Newbie』について

STUDIO OCEAN MARKについて

スタジオオーシャンマークは、スプールやハンドルなどのリールパーツ、スナップやフック、そして様々なフィッシュグリップを展開する人気釣具メーカーです。

概要

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今回インプレする「OG2100Newbie」はスタジオオーシャンマークのフィッシュグリップの中では値段がお手頃な価格帯のフィッシュグリップです(1万円前後)。
※OGシリーズの中では安価だが、フィッシュグリップという点では分解してその構造を見る限りは1万円はやや高額か

外観

メタリックでシンプルコンパクトなデザイン。
オーシャングリップシリーズには重量測定機能がついたものもありますが、これはグリップ機能のみです。

超軽量

機能をグリップだけに絞ったことで重さはわずか97g。
とても軽いのでベストの重さを減らし、体への負担を減らすことができます。

片開きグリップ

トリガーを引くことで片方だけが開きます。
そのため、片方が動かないので魚の口に狙ってグリップを入れることができます。

ワンウェイカム機構

トリガーを引かなければグリップが開かない構造になっています。

画像引用:スタジオオーシャンマーク

実際の使用感

魚の口との距離確保

フィッシュグリップの使う理由の一つである手の保護のために、魚の口についたルアーと手が距離を取る必要があります。
OG2100Newbieはグリップ先からトリガーまで14cmまであるのでミノーのフックは届きませんので安心です。
ただ、このフィッシュグリップは軽量化のため持ち手の部分もシンプルで小さいので、大きな魚が暴れた場合に力が込めにくいためその点は注意です。

軽量・携帯性

このフィッシュグリップの最大の特徴として、超軽量です。
軽いためとても扱いやすいと思います。
ただ、先述したように大きなサイズの魚だと持ち手の関係で結構力がいります。
ちなみに、作りは単純なので分解も簡単で清掃やオイルアップも簡単です。

グリップ力

グリップの先が内側に曲がっており、トリガーを引かないと開かないワンウェイカム機構のためグリップ力はしっかりしています。90cmくらいのスズキを吊っても落ちることはありませんでした。コンパクトなフィッシュグリップですがグリップは使う分には問題ありません。ただし、後述する問題があります。

魚の口にいれやすい

海外性のボガグリップなどは両開きですが、片開きであると魚の口に動かない片方のグリップを口に狙っていれやすいです。
波打ち際で一瞬で魚を掴む必要がある場合があるので、この片開きタイプは機能的に嬉しいです。

錆びない・錆びづらい

釣りを始めた頃は釣具屋で買った安いフィッシュグリップを使っていましたが、すぐに錆びて動かなくなってしまったことがあります。
一回で洗わないと一晩で使えなくなってしまったものも、、、
ただ、このフィッシュグリップは錆びづらい印象です。

砂ガミに対して

サーフフィッシングでは砂が問題になります。
というのも細かい砂がフィッシュグリップに入り込んで開かなくなってしまう場合があるからです。
砂ガミし開かなくなってしまうようではフィッシュグリップとしては意味をなしません。
そこで、サーフの釣りでは砂ガミしない・しづらいことがとても重要です。
※ちなみに、フィッシュグリップのメンテナンスでグリスは絶対に使ってはダメです。砂と混ざって洗い流せず使用不可になってしまいます。おすすめは水洗いの後に556を使用するのがおすすめです。

この砂に対するフィッシュグリップの耐性を確認しました。
方法は簡単で、①砂に埋めた後の動作、②海水で洗った後の動作を確認するだけです。

①の実験、砂にフィッシュグリップを埋めます。
取り出して開閉させると、予想通り砂が隙間に入りこみまったく動きません…魚をフィッシュグリップで掴んだまま砂に置くこともあるので、砂が付いてしまうとその後使えなくなってしまいます。

ただ、海水で洗えば使えるようになるのか、、
そこで②の実験、海水でフィッシュグリップを洗います。
洗ってみますが、、、ダメです。
トリガーを動かせません。開きっぱなしでそのままです。

※そもそも実験前に海水で洗った時点で砂が噛み、動作が怪しくなっていました。

ということで、この「OG2100Newbie」ですがサーフの細かい砂に対しては弱くまったく使いものになりません。

結果、『サーフの釣りには向かない』という結論です。
ただ、超軽量で邪魔にならないのでで使用しています。

まとめ

今回、スタジオオーシャンマークのOG2100Newbieについて記事を書きました。
シンプルでデザインの良いフィッシュグリップですが砂ガミには弱く、結論としてはサーフでの使用には向かないと思いました。

初めて購入した高額なフィッシュグリップでしたが、今はサーフでは使用していません。
今は別のフィッシュグリップを使用しています。
こちらもまた別の記事でインプレを記事を書きたいと思います。

この記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございます。

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