このブログではサーフフィッシングがメインなのですが、この時期にはサーフを離れカニを使用した落とし込み釣り(ヘチ釣り)がしたくなります。
というのも、水温が暖かくなるこの時期(7月~9月)は黒鯛の活性が上がり、数釣りを楽しむこともでき、
そしてなにより、この釣りは落とすポイントやラインの太さが釣果を大きく左右し、チヌの様々な反応からいかにヒットさせるかゲーム性が高い釣りだからです。
先日、久しぶりにチヌの落とし込み釣りに行き、良型のクロダイ(チヌ)を釣り上げることができたので記事にしました。
海況
仕事帰りに河川の様子を見に行くと、先日の雨のためか少し笹濁った水質で、曇り、やや風もありました。
また、その日は大潮(19:30満潮)だったので、夕方以降は川の護岸の基礎部分が水で沈んでいる状況でした。
その水に沈んだ基礎部分を見ていると小型のクロダイの群れが泳いでいるのを確認できました。
ナイトリバーで良型クロダイ
タックルセッティング
タックルは以下のように組んで釣行しました。
【ロッド 】SHIMANO 17Soare CI4+ AJING S608UL-S
【リール 】SHIMANO 17Soare CI4+ C2000SSPG
【ライン 】RAPALA RAPINOVA-X MULTI-GAME #0.6
【リーダー】VARIVAS Light Game Shock Leader FLUORO CARBON 4LB. #1
【フック 】SASAME ヤイバ 落し込みチヌ 3号
【オモリ 】KATSUICHI チヌ専用オモリ B~4B
【エサ 】カニ
【補足】
PE+リーダー ⇒ オルブライトノット(10秒ノット)
リーダー+フック ⇒ 外掛け結び
カニエサは釣具屋で一匹30円くらいで売っています。しかし、この時期たまたま品切れだったので、ちょっとした岩場や堤防で捕まえてきました。捕まえたカニは、ガン玉をセットした落とし込み専用フックに裏側から上部甲羅まで針先が達するまで刺しセット完了です。
ようやく一匹ヒット
夕方から釣り仲間のハヤマ氏と釣行を始めました。
最初は橋脚回りを丁寧に攻めていきますが、フグの猛攻にあいエサのカニがボロボロにされます。
オモリのサイズを上げて、フグがいる層を早く抜かしてボトムを狙いますが、結局、底もフグの反応しか得られませんでした。
日が落ちて、橋脚から離れた護岸の基礎部分にクロダイが泳いでるのをハヤマ氏が確認。バイトを貰いますが乗らず…
しかし、橋の反対側を攻めたところでようやく一匹ヒット!
最後に45cmの良型チヌがヒット
この後、私も同じように「リフト&フォール」で護岸基礎の上を攻めていきます。
少し横に移動し、川底の地形の関係か波の打ち寄せ方が強い箇所にキャスト。
リフト&フォールを行ったところ、着底後少し引っ張られるような違和感が…
「カニが地面を掴んだのか?」
と思いながら、さらに繰り返すとカニが動かせなくなったので「根掛かり?」と思いながらもフッキングっ…!
さらにリールを巻いてもびくともしないので根掛かりかと思いましたが、直後グングンと引きはじめました。そこで魚だと確信。
リーダーが1号と細目なのでドラグはしっかり出しながら慎重にファイトしランディング。
上がったのは45cmのクロダイでした!
小型のクロダイが多い中、このサイズがヒットしてくれたのは幸運でした。
実釣動画
まとめ
いかがだったでしょうか。
クロダイの落とし込み釣り(ヘチ釣り)といえば、基本的にタイコリールといった専用リールを使用しますが、いつも使うルアーロッドでお手軽にできます。
サーフの状況が良くない時や、クロダイの引きを味わいたい時にはおすすめの釣りです。
記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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