ここ最近の遠州サーフでのヒラメの釣行について記事にしました。
爆風との闘い~挫折
年末年始は遠州サーフは西風により釣りにならないような状況が続いていました。
1月上旬、管理人も何度かサーフに釣行しましたが、まったく魚からの反応を得られず…
あまりに釣れないのでショックで釣りに行きませんでした(ちなみに、釣りに行かなくなり時間ができたため衝動的にブログを始めた次第です)。
舞い込んだ朗報
1月中旬の朝、突然釣り仲間から1枚の写真が送られてきました。それに写っていたのは60cm後半の小座布団ヒラメ…
かなり地形のいい場所があったらしく、仕事後サーフへ釣行しました。
ヒラメ連日連発
地形と離岸流の状況
そのサーフの地形ですが、このような感じでした。
左右は沖に向かってなだらかに深くなっており、真ん中は急に深くなっているような地形。
また、現地について目に見えてわかる離岸流が真ん中に一発入っていました。
左右の浅い箇所に入った流れが深場に流れ込む関係で真ん中に沖へ出ていくという典型的な離岸流のでき方でした。
50オーバーのヒラメ
夕まずめのサーフで管理人の他に誰もいなかったので、深場の左側からルアーを通していきました。
選択したルアーは、imaのサスケ120烈波。imaを代表するフローティングミノーでレンジは70~90cm。パッと見この場所の深度は1m以上はあったので先発でこのミノーを選びました。
特に左側では反応はなく、真ん中までランガンし、ルアーを通すと明らかに強い流れ、完全に離岸流でした。
ここでルアーを通し3投目、ルアーが泳ぐか泳がないかくらいのスピードで巻いていると岸から10m付近でガツンと強い当たり。離岸流の中ということもあり、かなり引きが強くなりましたが、それでもいいサイズなのはわかりました。
陸に上がってきたのは、50cmのヒラメでした!
ちなみにこのヒラメ、管理人の2021年の初フィッシュ、そしてニューロッド入魂と嬉しい一匹でした。リアフックがガッツリ上顎に掛かっていました。
翌朝も複数ヒラメキャッチ
これは次の日も出るだろうと朝まずめもサーフへin。
最初は昨日と同様、サスケ120烈波を使用していたのですが、特に反応がないので今度はルアーをサイレントアサシン129Fへ。ブリブリ動くサスケに対しロールが強いサイレントアサシン、レンジは50~80cm。
昨日と同様、ゆっくりと巻いていると薄明るい時間にカツンとしたバイト、すぐにフッキングすると…
35cmくらいのヒラメでした!
フックの掛かり方を見るに、プラグのボディーに喰いついたヒラメに合わせを入れたことでリアフックがヒラメに掛かったようでした。
また、日が昇り多少サラシもあったこともあり、ヒラスズキも狙ってみることに…
選択したルアーは、メガバスのカゲロウ100F。管理人の中では、遠州サーフのヒラスズキには欠かせないルアー。レンジは20~60cm。低速リトリーブではナチュラルなロールアクションをするこのルアーですが、替えて一投目でヒット!
上がってきたのはヒラスズキではなく、ヒラメ!
サイズは下がって30cmくらい?でしたが、底から喰いあげてきました。
このヒラメの喰い方も一匹目と同様、プラグのバイトしフッキングにより下顎に掛かったようでした。
またここで、一緒に入った釣り仲間もヒラメを2匹釣りあげ、同じ場所で4枚あがりました。この日は見える範囲で十数人釣り人がいましたが、釣れていたのはこの場所だけ。
今の時期は非常に厳しい遠州サーフですが、少しの場所の違いによって釣果が大きく変わるのを実感しました。
夕まずめもきちゃった…
ちなみにまだ終わりません。
夕まずめにまた入りました。しかし、朝は良かったのですが、午後から西風強風が吹き荒れ波の強い状況に変わっていました。また、潮の入り方や風の影響か払い出しの位置も右にずれていました。
サスケ120烈波やサイレントアサシン129Fを使用しましたが、波が荒くスローリトリーブでは攻めるのが難しく感じたので、imaのサスケ130剛力へ変更。レンジは80~120cmで、より大きめのリップが水をしっかり噛み荒い波でもしっかり泳いでくれます。
この払い出しを攻めると、わずか数投後、ガツンとバイト!
強い流れだったためかなり強い引き、上がってきたのは…
40オーバーのヒラメでした!
リアフックが上顎にガッツリ掛かっていました。
使用フローティングミノーについて(レンジ順)
今回釣行で使用したフローティングミノーのスペックをまとめました。
メガバス カゲロウ100F
全長 | 100mm |
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重量 | 12g |
レンジ | 20~60cm |
アクション | リトリーブスピード低~中速:微細なナチュラルロールアクション。 リトリーブスピード中~高速:スライドを伴ったロールアクション |
指定フックサイズ | #5×2 |
重心瞬間移動システムLBOⅡにより驚異的な飛距離。アクションもリールに手をかけ回し始めたその瞬間開始。その動きは、ヒラスズキだけでなく底にいるヒラメも喰いついてくるほどの究極のシャローランナーミノー。
遠州サーフのシャロー攻略には絶対に欠かせない最強のミノーだと思います。
しかし、難点は入手困難であること。
またもう一つ、パッケージには「一億回以上のキャストにも耐える世界最高水準の耐久性を誇る」との記載ですが、何回かヒラスズキを掛けるとルアーが歪んだせいか、LBOが上手く働かなくなりました。
シマノ サイレントアサシン129F
(2025/01/28 15:06:53時点 楽天市場調べ-詳細)
全長 | 129mm |
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重量 | 22g |
レンジ | 50~80cm |
アクション | ウォブンロール |
指定フックサイズ | #5×3 |
AR-Cシステムによりシリーズの中でも無風下平均飛距離70mをたたき出す、不朽の名作サイレントアサシン。
アクションは、後述するサスケシリーズに対しロール寄り。サスケで反応がない時に使用したりしています。
ima サスケ120烈波
(2025/01/28 11:42:01時点 楽天市場調べ-詳細)
全長 | 120mm |
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重量 | 17g |
レンジ | 70~90cm |
アクション | ウォブンロール |
指定フックサイズ | #6×3 |
名作リップレスミノー。安定した飛距離・レンジキープ・アクションで遠州サーフ攻略ではスタンダードなミノーとして使用しています。スローリトリーブではヌメヌメとしたウォブンロール。ヒラメの攻略をする時は、このミノーを基準に考えたりもします。
ima サスケ130剛力
全長 | 130mm |
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重量 | 25g |
レンジ | 80~120cm |
アクション | ウォブンロール |
指定フックサイズ | #2×2 |
サスケ烈波に対しさらに下のレンジを攻めることができ、大きなリップが荒れた海でもしっかり水を噛みレンジキープ・アクションをしてくれます。
また、大型フック搭載可能ですが、管理人はヒラメの口に入りやすいようあえてフックサイズは#4に下げて使用しています。
まとめ
厳しい時期の遠州サーフですが、地形や深さ、波の状況、魚の反応などによってルアーローテーションし、2日で4匹のヒラメを釣ることができ嬉しい結果でした。
またこの後日、さらに同じ場所で新しく入手したフローティングミノーでもヒラメを釣ることができました。
続きは↓の記事です。