前回の記事↓
その続きで、三日目の釣行についての記事になります。
前回(DAY①②)は…
DAY①
久しぶりに足を運んだ遠州サーフでしたが、そのエリアはいつもよりシャローで、流れ込み周辺は先日の雨のためか全体的に濁りが入っていました。
濁りを避けるようにいい地形を探しランガンしていると、かなり良さそうなエリアを発見。
・第一ブレイクから先が(シャローエリアの中では比較的)水深がある。
・沖からクリアな潮が入っている。
・陸地の高低差があり、打ち上がった潮が戻ることによる払い出しがある。
そして、着いた途端からベイトがヒラメに追われ始めるという激熱展開でした。
結果としては、私はフリッパーZ24でヒットしますが、痛恨のバラシ…
一緒に行った釣り仲間がフリッパーZで一枚、エコギアバルト(Zシステム)で三枚の釣果っ…!でした。
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DAY②
あれだけのベイトとヒラメがいたので、次の日も良いだろうと昨日と同じエリアに釣行。
しょっぱなからある魚を掛けますが、再びバラシ…
しかし、その魚は群れで入っており、たくさんのバイトがあります。
そして、とうとうヒットしてランディングへ!それは黒鯛(クロダイ)、サーフチヌでした!
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連日ヒットは嬉しいですが初日にヒラメをバラシてしまったのが悔しいので、さらに次の日も釣行へ行きました。
DAY③
この日の様子
連続釣行3日目、潮汐は中潮で満潮7:30、日の出は5:25。
天候は少しモヤが掛かった気持ちの良い朝でした。
釣り場には5:15には到着し、様子を窺っていると第一ブレイクの上~少し先で、軽く水面がざわついているようでした。今日は何のベイトなのか判別はできませんでしたが、ベイトがいることはいるようです。
一日目のように魚に追われている様子でなく、のんびり波間を漂っているようでした。
タックル
タックルはいつもの。
【ロッド 】SHIMANO EXSENCE ∞ S1000M/RF
【リール 】SHIMANO 18STELLA 4000XG
【ライン 】VARIVAS Avani Jigging 10×10 Max Power PE X8 #0.8 300m
【リーダー】VARIVAS Seabass Shock Leader Nylon 16LB.
【補足】
PE+リーダー ⇒ SCノット
リーダー+LURE SNAP STRONG #0 ⇒ イモムシノット
初手
最初に使用したルアーは、昨日クロダイを引き出してくれたサイレントアサシン129Fを選択。
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このベイトの置かれている状況はフィッシュイーターに追われているような感じではなかったので、アクションがロール寄りで自然に泳ぐこのルアーを選びました。
サイレントアサシン129Fを第一ブレイクの奥の方に投げ込み、そのベイトの下をゆっくり引いてくるイメージで泳がせます。
しかし、潮汐の関係で今の時間は潮がまだ低いようで、サイレントアサシン129F(潜航レンジ~80cm)では第一ブレイクに突っ込んでしまいます(※加えて日に日に地形が崩れているようでした)。
次のルアーは…
朝っぱらに頭からブレイクに突っ込んでいくようなヤバいベイトにはさすがに反応しないと思うので、レンジを一つくらい上げて、アクションがナチュラルなルアーを選択しました。
それがコレ。
※各ネットショップでは高額な転売品しかなかったので、公式サイトのリンクを貼っておきます。
ブローウィン!125F-Slimは、釣り具メーカーBlueBlueが展開するブローウィンシリーズの一つです。ブローウィンシリーズは周知のとおり超絶的な人気を誇り、非常に入手が困難ですが以前たまたま入手することができました。
ジャーキングメソッドが「サーフヒラメに効くのか試したいなあ」とか思ってはいたのですが、まだほとんど使用したことはなく…
ただ、今年9月でBlueBlueが創立10周年ということもあり、今回の釣行のルアー編成に組み込んでいました。
基本スペックですが、全長125mm・重量14g、外見としては細身のボディで他のブローウィンシリーズと比べるとリップは小さめです。
そのため、巻き心地は軽く巻きの負担は少ないです。アクションはウォブンロールですが、ウォブの幅は他のシリーズと比べ小さく、強くない弱すぎない自然なアクションという印象です。
潜航レンジはサイレントアサシン129Fよりは上で、使用者の使い方にもよるとは思いますが、私が行う範囲の巻きだと30~60cmくらいかなと感じました。
ブレイクにはぶつからず泳いできてくれます。
ベイトとブレイクの間を通すイメージで…
本命の場所を避けて何度か試投を行い、前述したような印象を持った後、ようやくブローウィン!125F-Slimを本命のブレイクの向こうに投げ入れ巻いてみます。
私が行うフローティングミノーの定番の使い方は、泳ぐか泳がないかギリギリの巻きで引いてくるというものです。
今回はデッドスローから速度を上げていきアクションを感じるくらいまでスピードになったら、そのスピードを維持して巻いていきます。
そして、なんとブレイクに差し掛かった瞬間にヒットっ…!一撃!!
今度は絶対にバラさないように慎重にファイト!…上がってきたのはヒラメでした!
ヒラメのサイズは、このシーズンらしく40cmもないサイズです。
でも、「釣れた」ではなく狙い通り「釣った」という感じでメチャクチャ興奮しました!
ちなみにヒットした時間は5:30、ちょうど日が出てきたくらいでした。
おそらく、ブレイク先の沖にはヒラメが鎮座していて、これからブレイク上に溜まったベイトを襲うという感じだったのでしょうか。
その前に、フラフラ泳いでいるブローウィンが上を通っていて、ヒラメが追いかけブレイクに差し掛かった瞬間にバイトしてきたのではないかと想像しました。
使用したルアーについて
全長 | 125mm |
---|---|
重量 | 14g |
レンジ | メーカー記載なし |
アクション | ウォブンロール |
指定フックサイズ | #6×3 |
※使用回数がまだ2回程度なので、まだまだ理解は浅いですがファーストインプレッションとして…
飛距離はこの長さと重量に関わらず空気の層に乗っていくように良く飛びます。
また、巻き感は「細身+小リップ」ということもありかなり軽いです。
そのため、巻きの負担が少なく、この軽量感がジャーキングなどでも良い効果を生むのかもしれません。ただ、人によっては軽すぎと思う人もいるかもしれません。
潜航レンジについてですがメーカーでは数値を記載していません。
自分の感覚だと30~60cmというところでしょうか。
アクションはウォブンロール、
スローで引けば少ないピッチで幅が小さいウォブンロール、ファストに引けばピッチが増えウォブ幅大きくなります。ただ、大きくなると言ってもウォブの幅は他のシリーズと比べて小さいです。(※デッドスローだとI字形ルアー手前くらいのアクションかなと思いました。)
ジャーキングは練習中です。次はそれでヒラメを釣ってみたいですね。
まとめ
ようやく釣果が目立ち始めた遠州サーフでの釣行。
今回はシャローエリアに入り、その中で水質・形状・流れ・ベイトが揃った地形を発見。
そして、三日間連続で朝まずめに釣りに行った結果、ジグからミノーまで様々なルアーを駆使し、連日 魚をヒットさせることができました(初日はバラシてしまいましたが…)。
特に、最終日の三日目は、今月で創立10周年を迎えるBlueBlue(ブルーブルー)のブローウィン!125F-Slimでヒラメをヒットさせることができました。以前からブローウィンでヒラメを釣ってみたいと思っていたので、個人的に非常に嬉しい一枚でした(次はジャーキングで釣ってみたいところです)。
サーフは一見すると特に変わり映えのないような景色ですが、よくよく見てみると濁った水、澄んだ水、海中の地形、陸の地形、離岸流、向岸流など、様々な「変化」があるため、同じサーフは存在しません。
魚が潜んでいそうな変化があるエリアを見極めて、レンジやアクション、スピード、カラーなど工夫してルアーを通せばきっと魚にたどり着けると思います。
この記事は以上なります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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