釣行日記 PR

【ヒラスズキ】夏のナイトサーフで魚釣り①【サーフ釣り】【カゲロウ100F】

【ヒラスズキ】夏のナイトサーフで魚を釣る【サーフ釣り】【カゲロウ100F】
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6月末の台風5号が過ぎ去ってからようやく夏らしい日差しと気温になりました!
先日には私が住む東海地方でも梅雨明けが発表されて連日猛暑が続いています。
この時期はウェーダーを脱ぎ、サーフシューズを履き濡れる前提で行うサーフフィッシングも楽しみの一つです。

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【夏のサーフ装備】現時点最強!?RBBのサーフシューズ【サーフの釣りをより快適に】夏のサーフにおいて、ウェーダーを履いての釣行は暑くて困難です。普段、私は静岡県の遠州サーフで釣りしているのですが、この時期になるとサーフ釣り用の靴を履いて釣行しています。使用しているのはRBBのサーフシューズで、機能面とデザイン面からおすすめなので、今回の記事で紹介します。 ...

とはいえ、照りつける太陽・灼熱の砂の上で釣りするのも体力的にきついものがあります。
そこでおすすめが、ナイトサーフフィッシング。
ナイトであれば、太陽は関係なく割と気温も下がっており、比較的楽に釣りを楽しむことができます。
今回は先日のナイトサーフ釣行について記事にしました。

ナイトサーフのために

デイとは異なり、暗いサーフでの釣行となるので安全のためにも色々注意する点があります。長くなりそうなのでまた別の記事でまとめます。

海況と地形

釣行前に色々なエリアを見て回ったのですが、遠州サーフ全域の岸沿いは濁りやゴミが入っているような状況でした。
しかしあるエリアについてのみ、地形の関係からか沖から綺麗な潮が入っており濁りとゴミはほとんどない状況でした。また、そのエリアは例年よりも砂が堆積しシャローとなっていて、うねりも入りいい感じのサラシが入っていました。
そのため、当初は夕方のヒラメ狙いで入るつもりでしたが、今回はナイトのヒラスズキに狙いを変更しました。
【ヒラスズキ編】夏のナイトサーフフィッシングで魚を釣る【サーフ釣り】

ナイトサーフでヒラスズキ

使用ルアーは…

タックルはいつもの。

【ロッド 】SHIMANO EXSENCE ∞ S1000M/RF
【リール 】SHIMANO 18STELLA 4000XG
【ライン 】VARIVAS Avani Jigging 10×10 Max Power PE X8 #0.8 300m
【リーダー】VARIVAS Seabass Shock Leader Nylon 16LB.

【補足】
PE+リーダー ⇒ SCノット
リーダー+LURE SNAP STRONG #0 ⇒ イモムシノット

ルアーはこれを選択。

【ヒラスズキ編】夏のナイトサーフフィッシングで魚を釣る【サーフ釣り】メガバス カゲロウ100F。カラーは『どチャート』。
(私にとって)遠州サーフの砂ヒラ攻略には欠かせない究極のシャローランナーミノーです。
以前、SNSで誰かが『カゲロウはショボサラシ専用ルアー』と言っていましたがまさにその通りで、通常時のサーフで発生するサラシは、磯などに比べれば厚さもなく基本的に薄いサラシになるので、レンジが40cm前後となるカゲロウ100Fはぴったりです(124F・155Fはレンジが上がり20cm前後です)。
そして、このゆらゆらとしたナチュラルなロールアクション、このルアーを投げて釣れないなら諦めるくらい信頼しています。

攻め方

ヒラスズキはサラシの下をフィーディングポイントとしているので、サラシが立つ場所が狙い目になります。
ナイトサーフでは関係なく喰ってくるという人もいますが、より喰う確率が高まる気がするのでナイトでも私はサラシが立つポイントを狙うようにしています。
その点を踏まえて私は3つのポイントを意識してヒラスズキを狙っています。

①投げ込むタイミングと位置
②ラインメンディング
③違和感な動きなく最後までリーディング

一つ目は『投げ込むタイミングと位置』
この釣りはただ闇雲にルアーを海に投げ込んでも釣れません。特にサラシの下を通すこの釣りはルアーとラインがうねりの影響を受けやすく、最初にルアーを投げ込む場所・タイミングが悪いとルアーのコントロールをすることができなくなります。
波の立ち方・崩れ方のタイミングを読んでルアーを投げ込む必要が出てきます。

投げるタイミングは『波が崩れて白波ができ』投げ込む位置は『その波の向こう側』です。
より長い時間、サラシの下にルアーを通すことで魚からのアタックチャンスが増えますが、ルアーが届く範囲で波が立ち初め・それが崩れて白波ができるタイミングを計りキャストします。【ヒラスズキ】夏のナイトサーフフィッシングで魚を釣る【サーフ釣り】そして、波頭の向こう側に投げることが重要で、もし波頭の手前にルアーを着水させてしまった場合、その波に揉まれてしまい忽ちコントロール不可になります。
波頭の向こう側に投げることで、ラインがその波頭を噛み安定して泳がせる効果もあります(私はこれを水のガイドと呼んでます)。【ヒラスズキ】夏のナイトサーフフィッシングで魚を釣る【サーフ釣り】

二つ目は、『ラインメンディング』
特に風が強い日において重要になりますが、投げた後の糸ふけを直ちに、かつしっかりと処理しないと波にラインがさらわれてしまい、ルアーをコントロール下に置くことができなくなります。
砂ヒラでは表層系のルアーを使用することが多いので必然的に軽いルアーとなりますが、ラインメンディングが甘く、ラインが波に持っていかれてしまうとルアーをアングラーの支配下に置くことができない(存在を把握できない)状態となり、それではまず釣れないと思います。
※余談ですが、軽めのルアーに対するラインからの影響・ラインに対する波からの影響を少なくする、かつ、水切りをよくするためにPEは0.8号を使用しています。

三つ目は、『違和感な動きなく最後までリーディング』
以前、YouTubeで水中のルアーを追いかけるヒラスズキの動画を見たことがあるのですが、ルアーに近距離まで接近・観察、そして違和感を感じたら即ルアーを見切って離れていきます。

私の場合、リーディング中にトュイッチなどは入れず、ただルアーがサラシの下を安定して泳ぐようにしています(要はただ巻きです)。
ルアー本来の持つ動きを邪魔しないよう、すなわち下手に人間が手を加えないようなイメージです。何かアクションを行うとしてもクイック&スローや一瞬ストップくらいに留めています。

また、ヒラスズキはヒラメ以上に手前まで平気での追いかけてきますので、ギリギリまでルアーを引いてくることも気を付けています。

ヒラスズキヒット!

3つのポイントを意識しながら、ルアーを投げ込んでいきます。
明るい時間に雰囲気が良さそうなポイントを覚えておいたので、そこを目印にルアーを通して流れが効いている箇所を探していきます。一定時間投げたら場所変更で、また別の流れが効いている場所へ移動を繰り返します。

また明るい時間に見た様子では雰囲気はありますが、ベイトがいる感じではありませんでした。そのため、ヒラスズキの回遊待ちの釣りになると考え、その時を待ち、ただひたすら投げ続けます。
そして、ようやく20:00くらいに第一ブレイクを越えた足元手前のサラシの下で強烈なバイトがッ…! かなり浅いところでのバイトで水面がスプラッシュしました!【ヒラスズキ】夏のナイトサーフフィッシングで魚を釣る【サーフ釣り】ドラグ1.5kg設定でゴリ巻きしてくると上がってきたのは…ヒラスズキ!44cmくらいでした!【ヒラスズキ】夏のナイトサーフフィッシングで魚を釣る【サーフ釣り】【ヒラスズキ】夏のナイトサーフフィッシングで魚を釣る【サーフ釣り】【ヒラスズキ】夏のナイトサーフフィッシングで魚を釣る【サーフ釣り】44cmというサイズですが引きは強烈で、ルアーを見るとフロントフックが少し外側に開いていました。【ヒラスズキ】夏のナイトサーフフィッシングで魚を釣る【サーフ釣り】ヒラスズキ狙いの時はフックをダメにされることが多々あるので、常に予備のフックを持ち歩くことをおすすめします。【ヒラスズキ】夏のナイトサーフで魚を釣る【サーフ釣り】【カゲロウ100F】

悲劇

フロントフックを交換し、「これはまだ釣れそうだな」と思っていたら悲劇が起きました…
釣行を続けているとルアーが根掛かってしまいました。
しかし、試行錯誤していると取れたため、急いで巻いたら瞬間で再び根掛かりしました。
「またか」とロッドをあおると暗闇の中、竿の先端付近でカタカタ変な音がしています…



恐る恐るライトをロッド先端にあてると、2つの何かがキラキラ光っていました…
よくよく見ると第一と第二ガイドが吹っ飛んでました

根掛かりが取れて、再び根掛かりした時ガイドにラインが絡んでガイドが飛んだようです…不幸中の幸いか、ガイドは折れたわけでもなくスレッドから抜けただけでした。【ヒラスズキ】夏のナイトサーフフィッシングで魚を釣る【サーフ釣り】ライトを当てるまでエクスセンス(価格○万円)が折れたものだと思っていたので、本当に肝を冷やしました…

釣行以外のしょうもないことを書いてしまいましたが、ナイトサーフでは特にタックルに取扱に注意であること、加えて自分への戒めの意味を込めてここに記しておきます。

使用したルアーについて

メガバス カゲロウ100F

全長100mm
重量12g
レンジ20~60cm
アクションリトリーブスピード低~中速:微細なナチュラルロールアクション。
リトリーブスピード中~高速:スライドを伴ったロールアクション
指定フックサイズ#5×2

重心瞬間移動システムLBOⅡにより驚異的な飛距離。アクションもリールに手をかけ回し始めたその瞬間開始。その動きは、ヒラスズキだけでなく底にいるヒラメも喰いついてくるほどの究極のシャローランナーミノー。
遠州サーフのシャロー攻略には絶対に欠かせない最強のミノーだと思います。

しかし、難点は入手困難であること。
またもう一つ、パッケージには「一億回以上のキャストにも耐える世界最高水準の耐久性を誇る」との記載ですが、何回かヒラスズキを掛けるとルアーが歪んだせいか、LBOが上手く働かなくなったことがあります。

また今回カラーについて言及すると…
私はデイでは割りとカラーは何でもよくて好きなカラーを投げればいいと思っているタイプなのですが、ナイトサーフにおいてはシルエットがしっかりでるカラーを必ず選択します。カゲロウで出ているカラーで言えば『DO CHART』『PM CHART BACK』『OBORO AYU』『GP RED HEAD』あたりでしょうか?

【ヒラスズキ】夏のナイトサーフフィッシングで魚を釣る【サーフ釣り】画像引用:Megabass

ただ、今年になってようやく店頭に並ぶ期間があったのですが再び入手が難しくなっています。好きなカラーが自由に手に入らない状況なのでもし手に入った場合、自分でカラーリングするのも手かもしれません。

まとめ

遠州サーフ広域で濁りとゴミがありましたが、そのエリアだけ奇跡的に綺麗でした。
これならヒラスズキも回遊してきそうということで粘っていたら狙い通り釣ることができたので嬉しい一匹でした。
ただ釣り上げた後、自分の不注意でロッドを破損してしまいました。
久しぶりのナイトサーフということもあり油断したところがあったと思います。
今後十分注意したいと思います。

p.s. この釣行から帰宅途中、車の後輪がパンクしました。呪われているのかな?

次回はニューロッドでナイトサーフ釣行の記事です。

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