使用していた15ルナミス(shimano)が、巨大魚との戦いの後の釣行で突然折れてしまいました。
そこで新しいロッドを新調したのですが、それがシマノのハイエンドシーバスロッド『エクスセンスインフィニティS1000M/RF』となります。
釣りはタックルが高いからといって魚がたくさん釣れるとは限りませんが、これまでの釣りを何段階も楽しくしてくれるようなそんなロッドでした。
この記事では、エクスセンスインフィニティについての紹介になります。
EXSENCE∞インプレ
概要
購入したのはこちら。
シマノのシーバスロッド「エクスセンス∞(インフィニティ)」です。
シマノの高い技術力によって製造されているエクスセンスシリーズ…
その中で無限の名を冠するロッドがこのロッドです。
ラインナップはスピニング5本+ベイトロッド1本計6本で、そのうち購入したのは「S1000M/RF」で、サーフでヒラメやヒラスズキなどの魚種を釣るために使用しています。
このロッドについて、7つのポイントを挙げて簡単に説明したいと思います。
- 最軽量
- 高強度
- キャスト
- 感度
- 竿調子
- 取り回し
最軽量
初めて持って驚いたのは、その軽さ。
シマノシーバスロッド史上最軽量を謳っているように、その重さなんと138g。
昨今のサーフロッドは200gを切るものがほとんどです。
サーフフィッシングにおいて釣果に繋げるにはキャストを続けることが重要で、そのために軽さは大きな武器です。
同じシマノのネッサシリーズが170g前後、同じシーバスロッドのルナミスが150g前後から見てもとてつもない軽さです。
高強度
非常に軽いということで心配になるのは、その強度だと思います。
軽いは弱いという一般的なイメージがあると思いますが、このロッドは軽くて強いというロッドを実現しています。
私がこの強度を実感したのは、70オーバーのショアレッド(マダイ)を掛けた時です。
その時マダイをヒットさせた場所が悪く、少し横に走られたり潜られてもストラクチャーで切られる可能性がありませした。
しかし、ドラグも出さずロッドを立て真っ向勝負、
ロッドの美くしくしなやかな曲がりとそのパワーでほとんど横に走らせず暴れさせず、砂浜にずり上げることができました。
キャスト
私の現在のサーフのスタイルはフローティングを主体とした8〜14cmのミノーや10g前後のジグヘッドワーム、20g前後のジグなど軽量のルアーを使用するというものです。
今回購入した「1000M/RF」の公表されている適合ルアーウェイトは「6〜38g」ですが、上記のルアーを投げる際は最適というほど使いやすいものです。
※ただ逆に、40g前後のジグや長めのシンペンなどを投げる時はフルキャストするのは怖いので優しく投げています。
竿調子がRF(レギュラーファスト)という調子で、キャスタビリティーが良く特にプラッキングしやすいです。
キャスト自体もロッドの軽さ、細身のブランクス、オリジナルガイド「Xガイド」の効果からも非常に振りやすいです。
そして、エクスセンスインフィニティは一見すると張りがあるようなロッドの印象ですが、キャストではしなやかに曲がり、その後はブレることなくバシッと戻ります。この美しいとも言える曲がりからのブレない戻りにより、軽いルアーでも安定してしっかり飛ばしてくれます。
感度
「無限に羽ばたく、究極の“感”」と謳っているいるように、感度は非常にわかりやすいです。
これはロッドの特徴の「カーボン一体成型リアグリップ[カーボンモノコックグリップ(逆三角形型)]」の寄与が大きいです。
形状もエクスセンス∞専用に設計されているもので、上面部はフラットな形状でリトリーブの際にグリップエンドが肘や上腕部によくフィットします。
これにより円柱状のカーボンモノコックグリップタイプよりもキャスト瞬間時のキャスト方向性を決めやすいです。
さらに、エンド形状も尖っておりゲームベストと身体の間に挿しやすいようになっています。しかし、このカーボンモノコックグリップの最大の欠点として傷つきやすいです。
竿調子
竿調子は前述したように、RF(レギュラーファスト)。
ヒットの際は小さいあたりでもティップがすっと入り、ベリーで乗せるような感じです。
取り回し
最近のサーフロッドはバットが太いものが増えていますが、個人的な好みとしては細身のブランクスの方が竿を自由に曲げ込みやすく、やり取りの際の取り回しがしやすいです。
地形や波高、波足の長さ、流れの強さなどの影響で、サーフはその場の状況によりやり取りを柔軟に行う必要があると思いますが、その点エクセンスインフィニティはとてもファイトがしやすいです。
まとめ
エクスセンスインフィニティは、自分にとって初めてのハイエンドロッド。
7万近い高価なロッドですが、買ってよかったと思えるほど素晴らしいロッドでした。
今後もこのロッドでどんな魚を釣ることができるのか、とても楽しみしています。
この記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。