ルアーフィッシングをするアングラーなら「サイレントアサシン」というルアーを知らない人はおそらくいないと思います。
大釣具メーカーのシマノが展開するシーバスルアーブランド[エクスセンス]。
その中で代表するルアーが「サイレントアサシン」なのですが、現在はフラッシュブーストが搭載されたタイプがシリーズに加わりノーマルタイプと入り乱れています(さらに機構の名前も変更されたりと、カタログを見ていると混乱してきます)。
今年もサイレントアサシン99モデルにもフラッシュブーストモデルが発売、それを購入したのでサーフで使用したらヒラメを釣ることができました。
この記事ではその時の海況やヒットルアーについて書きました。
海況と地形
駐車場に到着、釣行の準備をして丘の上から海の様子を見ます。
すると左側に誰が見てもわかるような払い出しが確認できました。
陸地が窪んだようになっており、陸に上がった海水が低地へ、そしてそこから沖へ払い出していました。
サーフヒラメヒット!
タックル
タックルはいつもの。
【ロッド 】SHIMANO EXSENCE ∞ S1000M/RF
【リール 】SHIMANO 18STELLA 4000XG
【ライン 】VARIVAS Avani Jigging 10×10 Max Power PE X8 #0.8 300m
【リーダー】VARIVAS Seabass Shock Leader Nylon 16LB.
【補足】
PE+リーダー ⇒ SCノット
リーダー+LURE SNAP STRONG #0 ⇒ イモムシノット
本命に向かってランガン
ルアーはしょっぱなから、こちら。
買ったばかりの『サイレントアサシン99Fフラッシュブースト』(レンジ:〜80cm)。
海の色も澄んでいて、薄暗い良い時間だったため一番目立つチャートカラーを選択。
この場所の水深と透明度から、底付近でなく中層を流し、広い範囲にルアーが見えるようなイメージで通そうと思います。
左側の払い出しを本命とし、右側からその左の払い出しに向かってランガンしていきます。
4投目くらいで、本命の払い出しの右側にも良い流れが確認できました。
左からやや右の沖に向かっての流れのようでした。
本命に行く前に、ここでもう少し投げます。
見えない払い出しでヒラメヒット!
5投目、サイレントアサシン99Fをフルキャストして糸ふけを取り、80cmのレンジまで潜らせてそこからゆっくりと巻いていきます。
リールハンドルにかかる圧を一定に感じながら、特に巻きに変化はさせずルアーを引いてくると、急にハンドルが軽くなりました。
そこの流れを抜けたようで、ハンドルにかかる圧が急に軽くなります。
流れを抜けたこと、そしてそこは岸に向かって流れる波(向岸流)のようで、ルアーそしてラインがフワッと抜けます。
ルアーを立て直そうとラインの緩みを取るため、リールを少し早めました。
そこで「ガンッ」とヒット!
50mくらい位置でのヒット!
フッキングがしっかり決まったので、慎重にドラグを出しながらファイトします。
30mくらいところですぐに魚が水面に出てしまったので「スレかな」と思いつつ、巻くのをゆっくりとすることで一度魚を水中に戻して、そこからゆっくり巻いていきます。
そして上がってきたのはヒラメ!別にスレではなくしっかり口に加えていました!
おそらく良い流れの中のルアーを追いかけて、その流れを出たところでルアーが体勢を崩した?動きが止まった?ところ、喰わせの間ができ、ヒラメがヒットしたのではないかと思います。
止まった瞬間のフラッシュブーストの煌めきもヒラメの喰いを誘発したのかもしれません。
ちなみに本命の左の払い出しも攻めてみましたが、そこでは魚の反応はありませんでした。
サイレントアサシン99FFB
(2024/12/12 23:03:40時点 楽天市場調べ-詳細)
全長 | 99mm |
---|---|
重量 | 14g |
レンジ | 20~70cm |
アクション | ウォブンロール |
指定フックサイズ | #4 |
このブログでもサイレントアサシンについては、かなり紹介しているルアーになると思います(具体的に言うと120F、129Fについて)。
ただ、99Fについては今回が初めて。
ですが120Fや129F同様に言えるのは、非常に扱いやすいバランスの取れたルアーということです。
まずは圧倒的な飛距離。
シマノ独自のAR-C重心移動システムは、やはりよく飛びます。
ただ、飛ぶだけでなくキャストフィールがとても気持ちいい。
安定した飛行姿勢と伸び感が好きです。
他の私が好きな飛びのルアーを挙げると、ダイワのワイヤオシレート重心移動システムとメガバスのLBOⅡなどですが一番はやはりAR-Cかなと思います。
そして、アクションについても、ロール寄りのウォブンロール。
滑らかな自然な動きで魚を誘います。
なにより、アングラー側の引き感も強すぎず弱すぎず、巻いていて疲れなくていいです。
また、この99Fについてはこのサイズ感がとても気に入っています。
私が使用しているロッドくらいには99Fという大きさは最適で、サーフというフィールドにおいて1年間のベイトのサイズとしても平均くらい?、いつでもボックスに入れておきたいサイズです。
ちなみに、フラッシュブーストについてですが、以前に波打ち際にサイレントアサシン120Fを漂わせていたらヒラスズキが喰いついてきたことがあるので、効果はあるんだろうなとは思っています。
今回ヒット、流れを抜けてルアーが止まった時もフラッシュブーストは動き続けているし、ヒラメのバイトを誘引する後押しをしているでしょう。
最初に記述したように、現在サイレントアサシンシリーズにはフラッシュブーストが有るタイプ、無いタイプが混在しています。
この有る無しで巻き感など変わるのか?という疑問が出てくるかもしれません。
全部を確認したわけではありませんが、99Fは巻きに関して特に違いを感じなかったです。形状も変わらないようですし…
ただ、129Fについては巻き感が変わります。
確認してみると、リップの形状がかなり変わっているんですよね。
ちなみに私の好みの巻き感はフラッシュブーストがないタイプの方です。
そういった意味でもただフラッシュブースト有無で性質が変わるルアーをあるので、その部分も意識しながらルアーを選ぶことも大切だと思いました。
まとめ
サイレントアサシン99Fフラッシュブーストでヒラメを釣り上げることができました。
今現在も、飛距離、アクションなど総合的に使いやすいルアーで有るため、パイロットルアーとして使用しています。
このルアーを基準にレンジを下げたり、もしくは上げたり、アクションをロールより、もしくはウォブよりのルアーに変えたりと攻略の展開をしていっています。
この記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。