2020年10月の遠州サーフでの釣行を、今年の釣行のための備忘録の意味合いも込めてまとめました。
10月前半はまだまだ低活性
そもそも9月は最高平均水温が約29℃と高く、遠州灘は沈黙の海と化しており私も含め釣り仲間も苦戦する状況でした。しかし、ようやく9月後半に平均水温が25℃を切り、ヒラメの適水温と呼ばれる15~25℃(?)になりました。9月はサーフエギングに逃げていた私ですが、水温を確認し久々の遠州へ。
夏の雰囲気が残る遠州サーフにヒラメ狙いで入りましたが、朝まずめまったく何もなく…。フラットはあきらめヒラスズキ狙いに切り替えることに。
お昼前にシャローエリアの表層を10gのジグヘッドとフラッシュJシャッドで通しところ、ボトムからヒラメが喰いあげてきました。ソゲサイズでしたが久しぶりのヒラメは嬉しかったです。
しかし、10月前半はこの一匹だけで、まだまだ厳しい状況が続きました。
10月中旬からついに…
私の普段の釣行は、平日の仕事前に約2時間~3時間程度と限られたものです。その時間の中で10月中旬はとにかく地形が良くベイトが溜まりそうなエリアを探し回っていましたが、ようやく抜群の地形を発見。
そこは岸に平行に約200mほど馬の背が延びており、その馬の背を壊すように沖に払い出しが数か所あるような地形でした。
その内の一つの払い出しに入り、夏から試していたボトムワインド釣法で攻めてみることに。そして、日が昇る直前にガツンと当たりがありましたが乗らず、気を取り直し数投後、再び当たりがっ…! 釣れたのは40㎝くらいのマゴチ!
その後、周りの方もマゴチが釣れており、遠州サーフの秋シーズンの開幕を感じました。
秋シーズン開幕
連日マゴチがヒット
このエリアに連日入りましたが、ほぼボウズはなくマゴチが釣れる状況が当分続きました。
ルアーは別の記事でも紹介したエコギア・バルト。
この時から初めて使いましたがこれが大当たり。払い出しや沖のかけ上がりなどをルアーを通せば教科書通りヒットするような状況でした。この期間は平均50cm程度のマゴチがほとんどでしたが、60cm弱のいいサイズも釣ることができました。
ついにヒラメも…
マゴチの連発も嬉しいですが、そろそろヒラメを釣りたいと思いつつ、同じエリアに入ると海の様子がいつもと違いました。海面がざわざわしており跳ねたベイトはイワシっ…!
これはチャンスと払い出しにキャストし、かけ上がりも丁寧に攻めるとマゴチ!
そして立て続けにヒット!それは40オーバーの待望のヒラメでしたっ…!
さらにもう一匹マゴチを加え、約20分間でフラットを3匹釣ることができました。
イワシベイトのパワーを感じた楽しい一日でした。
シンペンでも…
エコギア・バルトの効果を十分に感じことができたので、プラグも久々に試してみることに。
ルアーはJacksonのアスリート105SSP。
昨日のイワシのサイズとほぼ同じで、このサイズではなかなか無い嬉しい3フック仕様のシンキングペンシルです。
沖のかけ上がりの向こうにキャストし、着底後スローリトリーブ、かけ上がりでフォールさせるパターンで連日マゴチが釣れました。
そして、ヒラメの爆釣期間へ…
新規開拓
マゴチが爆釣したこのエリアも10月後半になると地形が崩れ始め、時合も遅めになってきました。最後にマゴチを釣って別の場所を開拓することに…
ヒラメハイシーズン
この頃になると遠州サーフ東部エリアでは、知る限りどこに入ってもフラットフィッシュが釣れるような状況になり、サイズも60cmオーバーの小座布団ヒラメが釣れたとの話も…
私の釣り仲間の中には1日にフラットフィッシュを7匹も釣り上げた猛者もおり、秋冬シーズンでは一番のハイシーズンだったと思います。また、別の記事にも書きましたがカラーもクリアカラーがはまっているようでした。
別の新しく開拓したエリアで、エコギア・バルト、カラーは北陸クリアホロを使用したところ、ヒラメが3投連続ヒット!
一匹目は約40cm、2匹目は50オーバーでしたが残念ながら波打ち際でフックアウト…
気を取り直して投げたら再度ヒット!この最後の一匹は私の中で今季最大の68cmの小座布団ヒラメでした!
ちなみに、この翌日も釣り仲間と入りましたが、ヒラメ4マゴチ3の大爆釣でした。
まとめ
9月の高水温を引きずってか10月前半は渋いものでした。しかし、中旬~下旬には水温が安定し、イワシ・シラス・ハクなど様々なベイトが岸に寄ってきて、マゴチを始め良型ヒラメも釣ることできました。
また、水温による魚の活性変化や、新しく導入したワームの効果、ベイトによるカラーの選択の重要性などを実感できた意味でも有意義な一か月だったと思います。
本記事は以上になります。
ご精読ありがとうございました。