私が遠州サーフで主に釣行するエリアにおいて、去年の秋冬からイワシがほとんど確認できず、マイクロベイトばかりで悩まされてきました。
しかし下の記事のように、マイクロベイトパターンに定番の、ジグブレード系ルアーを駆使して魚からの反応を得ることができました。
BlueBlueの『メタルシャルダス』8gと15gというルアー、すごい気に入っているルアーなのですが、飛距離について物足りなさを感じていました。
もちろん大きなブレイドが付いている中、この重量ではよく飛ぶ部類だとは思うのですが、最近のフィールドの多くが砂の堆積で浅くなり、ポイントとなるブレイクが遠いです。
それでは、流石にメタルシャルダス15gで対応するのは厳しさを感じました(上の重量25gを使いたいのですが、未だ手に入らず…)。
そこで【遠いポイント】+【マイクロベイト】に対応できるルアーがないか釣具屋で物色してるとありました!
そのルアーがメジャークラフトの『ジグパラサーフ』。
今このルアーを高頻度で使っているのですが、これまで魚からの反応を数多く得ることができました。
その中の一匹は、(今の所)今年最大のヒラメ64cmでした。
この記事ではその時の海況やヒットアクションについて紹介していきたいと思います。
海況と地形
釣行したエリアはブレイクが沖から離れるように形成されており、そのブレイクで波が立ち上がっていました。
手前のブレイクもポイントとなり得ましたが、濁りがややあり、発生する波が高く攻めづらい状況でした。
遠距離でヒラメヒット!
タックル
タックルはいつもの。
【ロッド 】SHIMANO EXSENCE ∞ S1000M/RF
【リール 】SHIMANO 18STELLA 4000XG
【ライン 】VARIVAS Avani Jigging 10×10 Max Power PE X8 #0.8 300m
【リーダー】VARIVAS Seabass Shock Leader Nylon 16LB.
【補足】
PE+リーダー ⇒ SCノット
リーダー+LURE SNAP STRONG #0 ⇒ イモムシノット
ルアーはこちら。メジャクラの『ジグパラサーフ』28g。しょっぱなから遠距離を攻めるためにジグを選択。
というのも私は手前をミノーやワームなどで攻めてから遠くを攻めますが、このポイントは岸近くはうねりが強く濁りもあったので、手前は捨てて遠くにあるブレイク狙いです。
後述しますが、このジグのアクションはブレイドが回転しつつお尻がスイングというような動きです。
ブレイクの奥で…
フルキャストでブレイクの奥へルアーを入れます。
着底したらそこから50cmくらいを引いてくるイメージで巻いていきます。
一定のスピードでハンドル10巻きしたら止めて、フォールさせ底を取る、それを繰り返します。
フルキャストすると100m近く飛ぶルアーなのですが、10mリトリーブ+テンションフォールした後、再び巻きを行ったら、ゴンっと強烈なヒット!
思い切りフッキングをすると、ロッドがぶち曲がります!
かなりの重量感、魚は大きそうです。
ロッドを一定角度で曲げたまま、リールを巻いていきます。
ドラグを少しずつ緩めながら岸に寄せてきます。
時折ツッコミますが、体全体を使いながらそれをいなし、最後の波でランディング。
上がったのは小座布団ヒラメ!64cmでした!
ブレイクの向こうにいたヒラメがブレードとジグの動きに誘われて喰いついてきてくれたようです。
近距離でも…
このジグパラサーフ28gは、ジグなので手前をゆっくり引くのが難しいと思われますが、扁平な形をしていて水を噛むので実はゆっくりと手前も引いてくることができます。
詳しいヒットシーンは省略しますが、遠距離でヒット以外にも20mや手前3mくらいの所でこれまで釣ることができています。
使用したルアーについて
メジャークラフト ジグパラサーフ28g
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全長 | 65mm(ブレード込み約95mm) |
---|---|
重量 | 28g |
レンジ | – |
アクション | スイング+ブレード |
指定フックサイズ | #6 |
メジャークラフトのジグパラサーフですが、サイズ展開は28、35、40gの3種類。
私が使用したのは28gですが、私がメインとする遠州サーフでは28g(たまに35g)であれば十分かなと思います。
私のタックルを使用してこのサイズで楽々100mは飛んでいます。
ブレードが付いているルアーではトップクラスなのではないでしょうか。
そして、そのアクションですがブレードが回転しながらお尻を振る(スイング)というアクションです。その時のルアーの姿勢は横を向いているようです。
ゆっくり安定して泳がせると、一定のテンポで右左でスイングしています。
スピードを上げると少し激しくバタバタするような動きです。
ルアーの姿勢が横を向いていることで水に乗り、28gであれば近距離でもゆっくりルアーを引いてくることができます。だから遠距離から近距離までルアーを通せるので、これ一本でも対応しようと思えば可能です。
そしてフォールについて、テンションフォールでジグが一定の角度を保ち、ブレードが回りながら落ちていきます。この時もバイトがもらえるでしょう。
フリーフォールはエビる可能性があるので私はやっていません。
私が良く使用するジグでDUOのフリッパーがあるのですが、このルアーが結構バッタンバッタン強い動きに比べ、ジグパラサーフはおとなしめなので使い分けができます。
最近でもフリッパーでヒラメを出した後、反応がなくなったのでジグパラサーフに変えたらヒットしたこともあります。
また、ブルーブルーのメタルシャルダスと比べると、メタルシャルダスがジグ本体が動かずブレードのみのアクションに対して、ジグパラサーフがブレード+ジグのスイングアクションなのでそこでも使い分けしても良いでしょう。
また、このジグパラサーフのフロントフックはよくジグの背中にフックが掛かってしまいます。そのまま使い続けてもアクションに問題はなく魚も問題なく釣れましたが、気になる人はフックサイズを#8に落としてもいいと思います。
まとめ
今回良いサイズのヒラメを釣り上げることができました。
遠距離でも近距離でも使用できるジグパラサーフ28g、とても気に入りました。
もう一つこのルアーがいい点を挙げると、手に入りやすいことです。
釣具屋に行けば必ず購入できます。やはりいつでも手に入る方がいいですね。
この記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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